医療事務の知識

日立ベテラン君を3年使い続けたのでメリット・デメリットをまとめました

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当院でも、レセプトチェックソフトである日立ベテラン君を使い始めて3年以上がたちました。

 

先日は、べてらん君ユーザー勉強会もあったりして、アフターフォローもしっかりとしている印象のHITACHIべてらん君ですが、実際の使い勝手はどのような感じでしょうか。

勉強会に行った記事:日立べてらん君のユーザーズ勉強会なるものがあったので参加した感想

 

ネットなどでも、いろいろな評判はでているようですが、実際に私が使ってみて思ったこと、メリット・デメリットをまとめてみました。

 

使い勝手

使いやすいの一言だと思います。

ただ、それは長く使い続け、基本的な使い方が分かってからの話になってくるかもしれません。

 

実際に、私も導入したばかりのときは、まったく使い方が分からずに、マニュアルとにらめっこしたり、最悪、サポートセンターへ直接問合せの電話をしていました。

それぐらい最初は、使い方が分からないといった感じでした。

(当時、私がパソコン関係に疎かった事もありましたが。)

 

ただ、この慣れる慣れないは、べてらん君に限った話ではなく、どのソフトも同じだと思います。

 

そう考えた時に、やはり使いやすいのはべてらん君なのかなと思いました。

 

基本的な操作は単純

べてらん君には、いろいろな設定方法があり、チェック対象も数多く選べたりします。

そういった設定をすべて使いこなせるかというと、答えは”NO”です。

 

では、なぜ操作が単純かというと

実際に、各病院ごとに使う設定方法というのは決まっていて、設定を覚える数としては多くても3種類程度で十分だからです。

おそらく、それぐらいの個別の設定方法を覚えれば、病院別で設定している個別設定は十分に網羅でえきるのではないだろうか。

 

なので、単純に使う基本設定を覚えるだけなら3つ程度なので、簡単に覚えられますし、使い勝手も向上すると思います。

さらに、使い方になれてきたら、もっと細かい設定までこなせていくようになるでしょう。

その時は、軽くマニュアルを読む程度でわかるぐらいの基礎知識はついてきているはずです。

 

担当は一人いれば十分

実際に、べてらん君を詳しく操作できる職員の人数は1人でも十分だと感じています。

もちろん、それ以上いるのに問題はないし、ありがたいでしょう。

 

でも、大体の女性職員の場合は、パソコンソフトに興味のある人って少ないんですよね。

なので、私も自然とべてらん君の担当となってしまいました。

 

大まかなせ設定は一人で十分ですし、他の医事職員はチェックされたものを印刷するだけですからね。

 

また、複数の端末にインストールしていたとしても、バックアップを行っていれば、設定の並列化も行えます。

なので、詳しい担当というのは1人で十分です。

 

メリット

べてらん君には、レセプト時期には、特にたくさんのメリットがあります。

簡単に挙げていきます。

 

細かい設定ができる

通常、初期設定のデフォルトの状態でも十分に、実用で活用できるレベルです。

 

ただ、病院によっては、独自の算定方法でOKにしているものや、NGにしている病名や処方などがあるはずです。

そういった設定が比較的簡単にできてしまいます。

というか、使う設定としては、そこがメインだったりするかもしれません。

 

また、返戻や査定されたものに対して設定を行い、対策していくということも比較的簡単にできます。

 

アフターサービスが良い

アフターサービスは充実しています。

アフターサービスといっても、行われることは、ほとんどが設定方法や使い方の指導を電話で対応してもらう。といったものになります。

なので、特別なにかを補償してくれるとか、定期的にメンテナンスにきてくれるとかそういった物理的な部分ではないです。

 

しかし、この電話サポートが素晴らしいと個人的には思っています。

 

私も、実際に何度も電話をしているのですが、最初はコールセンターのバイトみたいな人が適当に対応するのかな~なんて勝手な想像をしていたら全然違いました。

 

恐らく、正社員であろう方が懇切丁寧に対応してくれます。

しかも、べてらん君の使い方の知識も半端ないので頼りになります(取り扱い業者なので知っていて当たり前なんですけどね)。

たまに、電話がつながらないときがあるので、ここだけ注意が必要です。

 

デメリット

メリットも書いたので、デメリットを書いて行こうと思ったのですが・・・

特に見当たりませんでした。

どうにか絞り出して考えたら、一つあって、それは”費用が高い”ということです。

 

システムを導入している以上は

・導入する費用

・毎月の保守、管理料金

が取られるのは普通なのでしょうが、毎月、なにもしない月があるのにお金を支払うというのには、少しだけ抵抗があります。ほんとに少しだけ。

しかし、電カルや医事コンだって、保守料がかかっているのだから、ここら辺は当然と考えるべきですね。

 

レセプト博士と比較して

私の病院は3年前からべてらん君のを使用していますが、その前は「レセプト博士」というレセプトチェックソフトを使用していました。

なので、この2つを比べてみると、やはり使い勝手としては断然、ベテラン君といった感じです。

 

レセプト博士は時間がかかる

もう3年以上前の話になるので、今は変わっているのかもしれませんが、レセプト博士の印象はとにかく時間がかかるということでした。

まず、医事コンのほうでデータを作成しなければいけず、ここに結構な時間がかかります。

 

当時、私は昼休み中に集計をかけておくというやりかたで対応していましたが、それでも不便に思っていました。

(現在は、医事コンもバージョンアップして集計をかけなおさなくても、データを作成することができるようになりました。)

 

使用率ナンバー1

医事課用の「医事業務」という雑誌があります。

そちらの各病院へのアンケート結果によれば、医療機関のレセプトチェックソフトの中で、ダントツのシェア率を誇っているのがべてらん君のようです。

続いて、レセプト博士といった感じです。

 

今後の使い方、査定返戻のデータ

べてらん君を今まで通り、レセ時期のチェック用に活用していくのもいいでしょう。

 

しかし、最近では”返戻、査定”のデータをべてらん君のデータの中に取り込めるようになりました。

(オンライン請求している医療機関に限る)

 

それで、べてらん君で何が出来るかというと、毎月の査定返戻率の変動管理です。

これらを、データを取り込んで設定さえ行ってしまえば、査定・返戻率であったり、再請求の用紙の発行まで行えてしまいます。

 

まとめ

単純にベテラン君はオススメです。

新しい、再診の改定や変更点に対しても迅速に対応しているようです。

 

ただ、はやり問題なのは費用の問題なので、そこらへんは上司とかと話して検討していければいいのではないかと思います。

個人的に、勤務先にべてらん君が使えるのが私一人なので、周りももっと使いこなせるようになったら、レセプトの効率ももっと上がるのではないかと考えています。

 

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