医療事務として働いている人の多くの暮らし方は
- 家庭があり家計の補助で働いている
- 実家暮らしでなんとなく医療事務で働いている(もしくはこれから目指す)
大きく分けてこの2パターンだと思います。
恐らく一人暮らしを考えている人は後者ではないでしょうか?
もし、実家暮らしから一人暮らしを考えているのであれば、ターニングポイントを考慮する必要がありそう。
というのも、漠然と「一人暮らしがしたい」「自由な暮らしがしたい」というだけでは痛い目みるだけだからです。
理由は、一人暮らしするには給料が安いので生活がカツカツになり大変だからです。
それでも…
一人暮らししなければいけない理由や、世間的にも一人暮らしして自立していないといけない状況にある…
そう感じている人もいるはずです。
本記事では、そういった方に向けて医療事務でも一人暮らしするにはどうしたらいいのかという事が書いてあります。
※「動画のほうがいい~」という方は動画もありますのでコチラも参考にされてください。
平均的な給料はこれぐらいなので必要な費用から逆算する
データ① 平均年収は296万円医療事務の平均年収は296万円、男性平均が368万円、女性平均が276万円でした。 平均月収は20万1500円、平均賞与は54万2000円になります。
医療事務の平均的な年収は296万円です。
これを1年でわると(ボーナスをひいて)月給20万円程度です。
手取りにしたら15万円ちょっとぐらいでしょうか。
地域差はあると思います。地方であれば手取りで13万円なんてざらです…
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ここから
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 通信費
- 貯金
などなど…
1ヶ月にかかるであろう支出を計算してみてください。
たぶん、カツカツな生活になるのが予想できるのではないでしょうか?
そこまでして一人暮らしをする必要があるでしょうか…
学歴や役職によっても違いがある
ちなみに、医療事務は給料が低いというのは有名ですが、そういった話って一般職の平社員のことをさしています。
例えば
- 同じ医療事務でも役職が違えば役職手当や昇給の度合いも違うので比べられません。
- また、医療機関には“総合職”という大卒からのキャリア組みもいたりします。(正確には総合職は医療事務ではありませんが)
なので、こういった人たちと比べてしまうと給料や待遇が異なりますので判断材料としては参考にならないので注意が必要です。
ちなみに総合職の方は、同じ年齢でも基本給が5万円以上も多くもらっているところもあります…
人生のターニングポイントを迎えているなら検討するべき
では給料が低いなら一人暮らしはあきらめるべき?
確かに生活は大変かもしれませんが、それでも人生のターニングポイントを迎えているなら一人暮らしを真剣に考えてもいいでしょう。
- 30歳を過ぎて世間的な目もある
- 親も歳をとったしこのまま実家にいたら一人暮らしする前に親の介護になってしまう
- 結婚はしたいけど実家にいると家族がいるので危機感(寂しさ)を感じないからヤバイ
理由は人によってさまざまかもしれませんが、“今じゃなければ一人暮らしできるタイミングを逃しそう”という状況もあると思います。
こういった状況であれば、少しでも前に進んだほうがいいかもしれませんね。
きっかけがなければ人は変わることはできません。おそらく、きっかけがなければ自分の親が死ぬまで実家暮らしなのかなとも考えてしまいます。
医療事務でも一人暮らしをする方法
では、実際に医療事務でも一人暮らしをするためにはどうしたらいいでしょうか?
一番手っ取り早いのは、今よりの給料の良いところに転職することだと思うのですが、異職種への転職ってそんな簡単ではありません。
なので、医療事務として一人暮らしをするための案をまとめました(医療事務→医療事務への転職は含む)。
方法①:寮がある求人を探す
医療機関は主に看護師さんが働いている職場です。市民病院など看護学校付属のところもあったりします。
そういった医療機関によっては、自院独自で寮を完備しているところがあります。
メモ
寮といっても学生寮のようなものではなく、普通のアパートを寮という名目で貸し出しているだけなので制限もなく一人暮らしとなんの変わりもありません。
もし、こういった求人があれば一人暮らし目的で応募してみるのもいいかも。
寮であれば家賃に比べ費用がかなり抑えられますし、職場から近くなるとういうメリットもあります。
注意ポイント
デメリットもあります。転職&引越ししてしまってからでは、自分に職場が合わず転職したいと思ったときにすぐに辞められないことです。ここらへんは注意が必要。
方法②:規模の大きい給料が良いところへ転職
上記の給料が低いのって個人の診療所や、総合病院とまではいかないような中規模病院を指していることが多いです。
なので、それ以外の大学病院などの規模の大きいところの正社員であれば比較的に給料が高くなる傾向があります。
参考
昔は大学病院などになると医療事務でもボーナス6か月分とかで募集しているところもありました。毎月の手取りが低くでもボーナスでカバーできます。
求人自体は派遣が多く、正社員は難しいかもしれませんが経験と自信さえあれば探してみるのもいいかもしれませんね。
ただ、待遇が良いぶん倍率も高いし、仕事内容もハードになります。
方法③:副業するをやってみる
ありがちですが、副業に挑戦してみるのもあり。
最近では
- せどり
- ユーチューバー
- ハンドメイド
などなど個人でも参入しやすいものも増えています。
また、アルバイトなどをやってみるももいいかもいれませんね。
夜のお仕事なども多少の抵抗はあれど、給料はよし、いろんな発見ができて楽しいかもしれませんね。
ただ、個人的には“副業を生活費の一部として計算するのか危険”というのが感想です。
理由は、入ってくるお金が不安定で副業の収入をあてにして家賃とかを考えていたら副業の収入がなくなったときに生活ができなくなるからです。
であれば、副業ではなくて生活の固定費を下げたほうが再現性も高く確実なものといえるのではないでしょうか。
固定費を下げる方法&簡単な副業
医療事務のままでの一人暮らしは簡単ではない
医療事務に限らず一人暮らしは大変です。特に給料が低い分だけ敷居が高くなります。
一人暮らしする方法を考えると、どうしても“転職”という選択がベストなのではとなってしまいます。
なので、まずは
- 医療事務のままじゃなければいけないのか?
- 転職してから一人暮らしを検討してもいいのでは?
ここら辺を考えてから行動すると良い結果に結びつくのではないでしょうか?
それでも「どうしても今すぐにでも一人暮らししたい!!」というのならがオンラインでも不動産を探せるので、一度、探し見てから考え直すのもアリかもです。
焦って一人暮らしをすることはないと思います。
まずはじっくり考えて、それでも「一人暮らししたい」という気持ちが変わらないのであれば本気で行動に移してもいいのではないでしょうか。
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