算定の実例集

カテーテルを留置したまま転院、死亡した場合は算定できる?算定できない理由とは

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カテーテルの算定の条件として

保険医療材料として24時間以上、留置する事が前提とされています。

 

通常であれば、自院にてカテーテルを留置して、その後の経過も自院で管理していると思います。

なので、これといった問題はなくカテーテルの費用を算定しているかと思います。

 

ただ、転院や死亡してしまった場合は本当に24時間留置していたのか確認がとれません。

転院や死亡してしまった場合のカテーテルの算定方法について書いて行きます。

 

カテ挿管したまま転院した場合

カテーテルを留置したまま転院し、転院先の医療機関も含めて24時間留置する場合は、留置した医療機関が算定できます。

 

ただ、これは算定の定義上はOKです。ということであり、実務ではあまり算定はしないと思います。

 

わざわざ、転院先の医療機関に問い合わせて

『カテーテルを24時間留置していましたか?』

なんて、聞かれたり、聞いたりしたなんて話聞いたことがありません。

 

ただ、返書などで24時間留置していましたよ。

などといった内容の記載があれば算定はもちろ可能でしょう。

 

私の病院でも、カテーテル留置したまま転院した場合は、もったいないですが算定はしない方向で統一をしています。

 

カテを挿管したまま死亡した場合

留置してから24時間以内に死亡した場合は、通知上の「24時間以上体内留置した場合に算定できる」の規定に該当しないので、現行の点数表では算定できません。

 

気管内チューブは算定できる

死亡時はカテ算定できませんが、気管内チューブについては。2008年の改定から

「やむを得ず24時間未満で使用した場合は、1個を限度として算定できる」扱いとなりました。

 

同日再診のときも算定できない

稀なケースですが

1回目の受診 カテーテルを留置

2回目の受診 カテーテルが抜去してしまい再度、カテーテル挿入

 

この場合は2回目のカテーテルは算定できません。

当然ですが、24時間経過していないからです。

 

ちなみに、このケースがあったときに、わざわざ同日2回目受診の時にカテーテルは算定せずに、留置カテーテルの処置手技料のみ算定したら査定されてしまったことがあります。

同時に留置カテーテルを行うということが、やはりおかしいということなのでしょう。

 

まとめ

基本的な考えとして24時間以上留置するということを覚えておけば

オーダーでカテーテルが入っていたから算定した。といった事もなくなると思います。

 

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