医事コラム

医療事務はAIに取って代わられるか?この先20年は安心と言える理由

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昨今、AIに人間の仕事が奪われるということがちょくちょく話題になっています。

 

そうなると当然、自分の仕事も大丈夫なんだろうか・・・

と思ってしまうのが人間ですよね。

 

そこで、今回は私の仕事でもある医療事務がAIに取って代わられる仕事なのかどうかを考えていきたいと思います。

 

人間相手のサービス業

医療事務のメインの仕事はレセプトと並行して、受付業務がメインとなっています。

そこで行う業務と言えば人間(患者)相手の接客です。

 

現代社会では、受付をロボットが行っているケースも珍しくはなくなってきました。ペッパー君とかね。

(この前は、私が回転ずしのすし市場に行ったときにペッパー君がいた時は驚きました笑)

 

しかし、それでも病院の受付は他のサービス業とはことなっている部分があります。

それは患者、つまり病人を相手にしているということ。

 

ロボットに人間の体調の悪さが一瞬にわかりますか?

わかったとしても、相手は老人であるケースが多いでしょう。

ちゃんと話が通じるでしょうか?

 

本当に、急患だったりした場合には一刻を争う事態も少なくありません。

そうなった場合、ロボットでは対応できないでしょう。

 

迅速に対応できるロボットができたとしても、今、この記事を読んでくれている世代の人たちが生きている間にそんな高機能のロボットが各医療機関にあるとは考えられません。

 

クレーム対応

当然といえば当然ですが、ロボットにクレーム対応はできません。

 

病院で発生しているクレームのほとんどは生身の人間からアクションがあります。

それをロボットに対応させられるでしょうか?

100%、クレーム患者の怒りを逆にかってしまうでしょう。

 

そもそもクレーム対応は、人間の誠実さを表すことが大事なのにロボットに対応させては本末転倒です。

 

レセプト作業は減る

現状でもレセコンを導入している病院

レセプトチェックソフトを使用している病院は多いと思います。

 

その数に比例して、レセプトの作業時間も大幅に減っているはずです。

そう考えた時に、レセプト作業などの事務的な作業の場合はAIが活躍する機会も増えそうです。

 

また、病院にとっても残業代の削減などが行えたり、

職員も勤務時間が減り精神衛生上も良い結果となるのではないでしょうか。

 

コメント関係は手入力

レセプト作業自体はすでに、コンピューター化が進めらえているので、現実味があります。

また、電子レセプト請求を行う際も国保連合会や支払基金はどは、ほとんどをチェックソフトで行っています。

 

それだったら医療事務なんて必要ないのでは?と今からでも言われそうですが、そんな事はありません。

(なっていたら今頃私たちが無職になってしまいますね笑)

 

項目ごとのチェックも必要ですが、コメント作成も重要です。

こればっかりはチェックソフトで行うことはできませんし、今後、AIが作れるかというと難しいと思います。

もし、作れるとなれば医者自体が不要の時代となりそうですもんね。

 

コメントを付ける場合というのは、ほとんどが診療報酬請求できる適切なものか微妙なラインだけど、本当に治療の必要性があっておこなったものに対してつけています。

なので、病院側としては、その分の治療費はしっかり請求したいのでコメントを付けていくんですね。

これらの作業がAIにできる未来は遠いと考えられます。

 

AIにも費用がかかる

AIがどれだけ素晴らしい!!といってもしょせんはロボットです。設置や導入にかならず費用が掛かってきます。

当然ですが、タダではありません。

 

そう考えた時に、今後、その費用がどれだけ抑えられるかがポイントになると思います。

あまりに導入や保守の費用が高いようであれば、その分、人間を雇ったほうが安くつくかもしれません。

逆に安ければ、人間はパートとかにして、AIに力を入れるといった現象も起こりえますね。

 

そこらへんの費用によって、医療事務がAIに代わられるか代わられないか、大きく違ってくると思います。

 

ただ、今後、国などによって補助金等も考えられるので、そういった場合は爆発的に普及するかもしれませんね。

 

まとめ

タイトルが大げさになってしまいましたね。まるで星新一の小説のようなタイトルになってしまいました。

 

私自身も不安になったことがありますが、こうやって冷静に分析していくとAIに代わられる日は、私達が生きている間は難しいのではないかという結論に達しました(特に費用の面で)。

 

医療事務で特に重要なスキルはコミュニケーション能力です。

ここがAIに表現するのがもっとも困難な部分だと思いますので、まずは自分たちの強みがなんなのかということを再認識してしていきたいですね。

また、それに伴い、自分たもAIに代わられないように独自の強みやスキルを身に着けていくことが重要だと感じました。

 

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