医療事務の知識

約束指示(条件付き指示)とは

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入院の医事入力をする中で必ずでてくる「約束指示」というワードですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか。

簡単にまとめてみました。

 

処置や投薬を医師の代わりに行うもの

基本的に投薬や処置は医師が行わなければいけません。

これは絶対的な事であり変えることはできません。

 

しかし、入院加療を行う中で数多くの入院患者さんに対して医師が一人一人、診察を行い処置や投薬を行えるかといったら物理的に無理な部分がでてきます。

外来のように、一人一人丁寧に行っていては時間がいくらあってもたりません。

 

そこで、医師があらかじめ「こういう状態になったら、こういう投薬をしてくれ」といったぐらいに、事前に決められた状態になったときの指示を出しておき、医師の事前の指示のもと実行されるものを約束指示と呼んでいます。

 

例えば…

・血圧180以上ならドクターコール

・熱が38度を超えたらカロナールを投与

・定期的なカテーテルの交換

などのよなものがあります。

 

投薬は事前の指示が多い

私の病院の例になってしまいますが、約束指示のほとんどは「処方」に対して行われていることが多いです。

 

便秘になったらピコスルファートナトリウムを・・・

的な感じで指示をだしておき、そういった状態になったときに医師の指示通り行っていくといった感じです。

 

そして、病棟で使った処方をまとめて事務に報告してもらい入力、算定していくといった流れです。

 

約束指示はあくまで、簡単な症例に対しては行えるといった感じで、明らかに病状が悪化したとかとなれば話は別です。

当然、医師を呼んで対応してもらいます。

 

現場は大変そう

個人的にはあまりよくはないと思います。

医師が診察をして初めて投薬や処置を行うべきだとは思います。

もちろん、実務上は難しいですよね・・・

 

大事なのは指示を受けた(電子カルテ上などで)看護師さんがしっかりと内容を理解して対応していくことだと思います。

医師も大変ですが、看護師さんの負担も相当増えているのではないでしょうか。

 

最近では訪問看護でできる範囲が幅広くなっているようなイメージですが、今後も医師だけでなく看護師さんやケアスタッフで行えるものが増えていったらいいなと思います。

 

 

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