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労災、自賠責の再診時療養指導管理料の算定方法は注意点が多いのでポイントをまとめました

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労災独自の算定項目である『再診時療養指導管理料 920円』ですが、具体的にはどのような場合に算定できるのでしょうか。

 

実務上での算定方法についてまとめてみました。

 

どんな場合に算定ができるか

テキスト上では、外来患者に対して再診時に療養上の指導(食事、日常生活動作、機能回復訓練、メンタルヘルスに関する指導)を行った場合に指導の都度算定できます。

 

カルテの記録としては、療養上の指導の要点を診療録に記載するとあります。

 

カルテ上への記載

カルテ上への指導内容の要点を記載するとありますが、記載方法については、上記の食事、日常生活動作、機能回復訓練、メンタルヘルスに関する指導の内容を記載することになっています。

 

診察の都度、指導内容をカルテに記載するのは面倒です。

また、カルテへの指導内容の記入漏れから算定漏れへ繋がる恐れがあるので、できるようなら電子カルテの帳票等を使い簡易化して算定漏れを防ぐという方法もあります。

 

私の病院でも帳票機能を使用してカルテへの記載と記録を行っています。

テンプレートを作ってしまえば医師も記入への負担がだいぶ減りますよ。

 

再診の都度算定できる

基本的には、再診の都度算定できます。

もちろん、ちゃんと指導した記録がありさえすればですが。

 

リハビリのみの受付でも、ちゃんと医師の診察を受けて、指導した記録が残ってさえいれば算定は可能です。

ただ、リハビリのみで受付をして医師がしっかりと指導まで行うというのはあまり現実的ではなさそうですね。

 

健保の特定疾患療養管理料とは同月内に算定はできない

健保と労災を併用している場合、健保で特定疾患療養管理料を算定できる患者であっても労災の再診時療養指導管理料と併せて算定することができません。

 

なので、同月中でどちらの点数が比べて高い点数のほうを算定するといった感じになります。

 

①再診時療養指導管理料を算定した場合

 920円×1.2倍=1,104円

②特定疾患療養管理料を算定した場合

 87点×10割=870円

①>②により

再診時療養指導管理料を算定したほうが金額が高くなります。

 

ただ・・・

個人的な見解ですが、健保のレセと労災のレセを突合点検されることがあるのでしょうか?

過去に、何度かこの二つの管理料を健保と労災でそれぞれ算定してきましたが、いままで査定されたことはありません。

 

なので、こころへんは特に気にすることなく算定してもかまわないのかなといった感じです。

 

自賠責のときはリハビリの度に算定できる?

自賠責は労災に準じて算定するとあるので、自賠責でも再診時療養指導管理料は算定できます。

自賠責は、自由診療なのでリハビリだけで来ていて、ちゃんとした診察を行っていなくても、再診時療養指導管理料を算定している医療機関もあるようです・・・

 

ここらへんはモラルの問題であり、算定しようと思えばいくらでも算定できるわけであります。

自賠責は保険会社へ請求するので、監査なんかもはいらないでしょうしね。

 

でも、個人的にはホントに指導をした時のみに算定するべきと考えます。

後々、ほんとに大きな問題に発展してして個人情報開示とかでカルテ開示を求められたら言い訳できませんからね。

 

他の管理料とは併せて算定できない

医学管理料(特定疾患療養指導料など)や在宅医療の管理料(在宅自己導尿など)は同月に算定できないので注意が必要です。

ほぼ、同月に算定できない項目としては特定疾患療養指導料と同じようになります。

 

私も過去に再診時療養指導管理料と自己導尿管理料を同月に算定し、査定されたことがあります。

(いままで併せて算定する人もいなかったので、ろくに確認もしないまま請求していたのが馬鹿でした・・・)

 

医事コンでも、労災とかと保険が別の場合は警告メッセージも出てこない場合も多いと思うので、個別での確認が必要になってきますね。

 

まとめ

考え方、算定方法としては

特定疾患療養指導料≒再診時療養指導管理料

と近いものと考えていてもいいと思います。

 

ほぼ、同月に算定できない項目としても特定疾患療養指導料と同じようになります。

そう考えて算定していけば管理もしやすくなるのではないでしょうか。

 

 

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