算定の実例集

手術日の留置カテーテルが算定できない具体的理由を簡単に説明しました

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手術当日に留置カテーテルを行うことは頻繁にあると思います。

特に高齢の方に行うことが多いのではないでしょうか(若い人はあまり必要ないらしい)。

 

留置カテーテルをおこなったのであれば、算定を行いたいところですが手術当日の留置カテーテルは算定できません。

その理由について書いていきます。

 

手術当日の処置

簡単にどいった場合に算定できて、算定できないのか簡単にまとめてみました。

 

手術に関連する処置は算定できない

基本的な考え方として、手術の通則に下記の決まりがあります。

手術当日に,手術に関連して行う処置(ギプスを除く。)の費用及び注射の手技料は,術前,術後にかかわらず算定できない。

と記載されています。

つまり手術のために必要な処置を行った場合は手術の手技料に含まれるため、処置の費用は算定できませんよ。ということです。

 

算定できない処置の対象

手術のために行われた処置は算定できませんが、逆に言えば手術と関係のない処置については算定ができます。

そこ区別はどうやってつけたらいいでしょうか。

 

手術に関連すると考えられる処置の対象としては

・手術を実施するために行われる術前処置
・手術中に手術に伴い行われる術中処置
・手術後に術後の管理のために引き続き行われる術後処置

これらに該当する処置については算定ができませんので注意が必要です。

 

※留置カテーテルは「手術を実施するために行われる術前処置」に該当するので算定ができません。

 

予定していなかった処置は算定できる

上記のような処置は、大体手術の前に段取りがしてあるので対象として算定できません。

しかし、病状が悪化した際の「心臓マッサージ」等の救急の処置の場合は算定できるようです。

 

手術当日で算定できない場合の材料代は?

処置料を算定できない場合の、薬剤料や特定保健医療材料などの費用はどうなるでしょうか。

処置において、「使用した薬剤料や特定保険医療材料については別に算定できる」と解釈されています。

 

つまり、薬剤に関しては、1回に使用した薬剤の総薬価が15円を超える場合は算定できます。

また、特定保険医療材料についても、カテーテル等の算定要件である「24時間以上体内に留置した場合に算定できる」などの条件をクリアしていれば算定可能です。

 

まとめ

この算定方法については、診療報酬請求事務能力試験の入院の実技のほうで、毎年必ず出題される問題です。

なので、ここの手術日の処置の算定方法については必ず覚えておいた方がいいでしょう。

 

 

 

 

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