算定の実例集

主治医意見書の作成(記入)の為の受診は診察料を算定できる?算定の方法を紹介します

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主治医意見書のために受診にくる患者さんは結構多いと思ういます。

というか診察しなければ、医師も意見書を書いてくれないので必然的に診察が必要となってくるわけです。

 

定期的に診察しているかかりつけの患者さんであれば問題がないのですが、たまにしか来ない、もしくは全く受診歴がない患者さんの意見書を書いてくれと依頼してくるケアマネさんもいます・・・

 

そういった意見書だけのために受診した場合は診察料(再診料、初診料)は算定できるのでしょうか。

まとめてみました。

 

主治医意見書を作成するにあたり必要な記載事項

主治医意見書を記載するために必要な項目は身長、体重、利き手、認知症の度合、身体の状況等を調べてから記載していくとおもいます。

そもそも、主治医意見書は介護保険認定(更新)の為のものです。

 

そういった必要な記載事項を記載するために受診をしてもらうんですね。

また、意見書を記入する医師も一度も診察したことのない患者さんの意見書なんて記入したくありません。

 

なので、必然的に診察が必要になります。

ほとんどの場合は、病院側(医事課)で患者さんと担当医のスケジュール調整を行って診察の日程を組んでいくのではないでしょうか。

 

かかりつけ患者は再診料を算定できる

かかりつけの患者さんが意見書のために受診にくることはあまりないと思います。

なぜなら、定期的に受診して病院も患者さんの状態を把握しているから。

 

診察のときに血圧や身長を測定したり関節可動域を診察したりしますので診察行為になるといった考えです。

なので、もし受診するとしても通常の再診扱いになるので、この場合は特に問題がないと思います。

 

初診、かかりつけ患者以外は初診を算定できるのか?

今回の記事で一番のポイント箇所かと思いますが・・・

先に個人的な結論から申し上げますと、意見書のための受診は診察料を算定できると考えています。

 

そこで必要になってくるのが、当然病名です。

これさえあれば、レセプト請求できます。

 

もちろん、それだけで請求してしまっては架空請求に近いものになってしまいます。

なので、診察料を算定するだけの根拠が必要になってきます。

 

基本的には、意見書のためだけの診察だっととしても、医師が状態を患者さんから聞き、指導を行うといった根拠が必要になります。

 

なので、こういった内容を少しでもカルテに残す必要があるし、医師にもそういった共通認識を持っていてもらうことも重要だと思います。

 

”介護保険申請のための意見書を医療機関に依頼してくる”といった時点で医療の必要性が少なからずある患者です。

そういった考えから診察料を算定できると考えています。

 

ただ・・・

この理由は診察料を算定するための無理やりなこじつけだということは覚えておいてください・・・

 

診察料は算定しない

上記ではあくまで、個人の見解として算定できると書きました。

しかし、ネット上で調べる限りでは主治医意見書のための診察では診察料を算定していな医療機関が多いようです。

 

むしろ、確実性をとるのであればそちらの選択肢のほうが正しいようには思えます。

 

各市町村に請求するという方法

医療機関にかかっていない患者の意見書の場合、初診料は各市町村に請求できると聞いた事が有ります。

ただし、この事に関しては各市町村によって対応が異なると思うので請求したい場合は問い合わせることが必須になります。

 

どうしても診察料を算定したい!!という場合は問い合わせてみるのも一つの手かもしれませんね。

 

まとめ

主治医意見書のためだけの診察料の算定については諸説あるようですが、大事なのは各医療機関内で、どういった共通認識で算定するかしないかを決めているかということだと思います。

 

しっかりと取り決めがあり、こういった診療等を行ったら診察料を算定する!!と決めておけばそれに沿って算定するという方針でも構わないと思います。

 

また、診察料はすべて算定しない!!と決めているのであれば、それはそれで正解だと思います。

 

無難なのは”診察料を算定しない”ということですが、診察料を算定できるだけの根拠をそろえられるのであれば、算定していく価値あると思います。

 

今回の記事は、公的な決まり事ではないので、あくまで各医療機関での判断になりますが、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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