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CRPと末梢血液一般検査が回数過剰で査定される意外な理由とは

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CRPと末梢血液一般検査の回数に対して過剰とのことで査定されるケースがあります。

 

私の病院では特に多く、毎月のように減点査定されてしまいます。

 

特に、連日で検査をしてる場合に査定されていることが多く、連日している分はきっちり1日分は査定されてしまいます・・・

 

あまりにも査定される回数が多いので、今回、その理由についてまとめてみました。

 

連日でCRP、抹消血液一般を実施する流れ

なぜ、連日でCRPと末梢血液一般検査を行うのでしょうか。

それは、診察から入院までの流れに問題がありました。

 

①外来で肺炎の疑いがありCRPと末梢血液一般検を実施

 

②肺炎が確定し、同日に入院となる

 ※この時点でCRPと末梢血液一般検を1回実施

 

③入院となったため、ルーティンの入院時検査を行う。

その中にCRPと末梢血液一般検がセット内容に含まれている。

 

こういった定型の流れから、自然と連日で2回のCRPと末梢血液一般検を行うことになってしまいます。

 

この部分で査定されることが多いようです。

 

連日、検査をしないための解決策

解決策としては、入院時にCRPと末梢血液一般検を含めない入院時のセットオーダーを使うことです。

 

当たり前のことですが、いままで大量に査定されたことがなかったので、そこまで細かくセットオーダーを振り分けていませんでした。

 

なので、こういった部分にも配慮した上で入院時の検査セットオーダーも作っていかなければいけませんね。

 

ちなみに、検査課の職員に聞いたところ、入院時検査にCRPと末梢血液一般検を含めなくても、前日に実施があれば検査値としてはそこまで重要ではないようです。

 

CRPと抹消血液一般を実施する理由

そんなに頻繁にCRPと末梢血液一般検を実施しなくてもいいのでは?と疑問に思ってしまいそうですが、この検査が一番手っ取り早く炎症症状などを発見しやすいよです。

なので、頻繁に行われる検査となっています。

 

CRPは正常な血液の中にはほんの微量しか含まれない成分で、体内で炎症や組織細胞の破壊などが起こると肝臓で生産されて血液中に流れ出し、増加する。 症状の程度に比例して数値が上昇するため、炎症や感染症の指標として用いられるほか、病状を把握するためにも有用だ。

 

これらの検査は手軽にできるが、そこまで重要な検査ではないので、行わなくてもいいのでは?と考える指導医の先生方もいるようですね。

 

ただ、個人の病院などで手軽にできる検査で、尚且つ、すぐに結果も出るので、患者の状態把握のために日常的に使っています。

 

手術前の整形ドクターの希望

入院時の検査として以外にも、必要に応じてCRPと末梢血液一般検の検査を実施する場合があります。

 

私の病院の場合だと、整形の医師が手術前に事前にCRPと末梢血液一般検を検査しておきたいという考えがあり、手術前によく行っています。

 

ただ、この手術前のCRPと末梢血液一般検は査定傾向にあり、よく査定されています。

 

しかし、主治医が必要性を認め実施をしているので、検査しないでください!!なんて言えるはずもないので、現状はそのまま請求してます。

 

実施している数が少ないので、そこまで問題視していませんが今後増えるようであれば対策を考えなければいけません。

 

まとめ

正直なところ、CRPと末梢血液一般検が過剰と判断されるラインの明確な基準は私にもわかりません・・・

さすがに連日とかなれば、明らかに不必要ということが分かるのですが、それ以外に関してはあくまで『たぶん』という部分で認識しています。

 

今後、CRPと末梢血液一般検の査定の理由が明確になれば、随時更新していきたいと思います。

 

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