

と考えている人向けの内容です。
「診療報酬請求事務能力試験」は医療事務を目指すものであれば、一度ぐらいは聞いたことがある資格の名前だと思います。
医療事務の資格は、他にも
「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「医療事務管理士技能認定試験」「医療事務認定実務者」などなど…
さまざまな種類があり、それぞれ難易度は完全な初心者向けからちょっと上級者向のものまで多々あります。
その中で未経験の方からすると診療報酬請求事務能力試験は難易度が高い方です!
それでも医療事務として働くうえでこの資格を持っていることで
- 就職活動時にかなり有利
- 医療事務として働き始めた後に楽ができる
- 確実なスキルが身につく
医療事務として働くうえでかなりの優遇を受けれることになります。
なのでこれから医療事務として働くことを考えている人にとっては第一に取得を考えるべき資格となっています。

※動画のほうがいい~という方はコチラも参考にされてください♪
診療報酬請求事務能力認定試験の概要
まずは基本的な試験の概要からです。
試験日 | 年2回(7月、12月)、日曜日または祝日 |
---|---|
試験地 | 札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市 |
受験資格 | 受験資格に制限はありません。 |
試験内容 | 医科と歯科に分け、それぞれ学科試験と実技試験を行う。 |
試験科目 |
学科試験 1.医療保険制度等・公費負担医療制度の概要 実技試験 診療報酬請求事務の実技 |
合格率 | 医科31.5%(46回試験) |
受験料 | 9,000円 |
詳細情報 | 財団法人日本医療保険事務協会 |
※平成30年12月分から受験料が7,500円⇒9,000円に値上げしています。
平均的な合格率は他の医療事務の資格と比較して低い
平均的な合格率は約30%前後と言われています。
その時の試験内容や受験者数によって変動はありますが、大体はこの合格率で固定しています。
ちなみに、他の医療事務の資格で比較的に簡単と言われる『医事コンピューター技能認定試験』は合格率が60%から70%ほどといわれています。
合格率が高いと思うか、低いと思うかはあなた次第ですが、こんな感じに考えたらどうでしょうか?
毎回の受験者数は1万人前後となっています(実際は、これよりは少ないですが例として)。受験したら、7,000人は落ちる・・・過疎化した市町村の人口ぐらいの人たちが不合格となるわけです。
中学校や高校とかで例えると、体育館がありますよね?そこに、人をギュウギュウに詰め込んでも足らないぐらいの人数です。
ちょっと変な例えでしたが、30%と簡単に言っても、落ちる人数の割合としては大勢の方が落ちるわけです。
そう考えたら30%の合格率って低いと思いませんか?

医療事務の資格の中で難易度はトップレベル
医療事務として働く場合に、国家資格のように絶対に必要な資格ではありません。
しかし、医療事務の業務内容は幅広く、任される業務も膨大です。
その中には、専門知識が問われるものもあるため、資格取得を目指して勉強をしておいたほうが、結果として就職後にスムーズに業務を行うことができるでしょう。
その分、難易度も合格率に比例してめっちゃ難しいです。
ただし、医療事務の経験者や、医療事務の簡単な資格の勉強をしたことがある人と比べた時に、全く医療事務の知識が無い人とでは、難しさの感じ方が全く異なってきます。
ただでさえ難しいと言われる資格なのに、未経験者と経験者ではそこまで難易度に差がでてくるのでしょうか?
全くの未経験者の場合はどうか?
正直なところ、完全な未経験者(医療事務の勉強を全くしていない方)であれば、合格するのは難しいのでは?と思ってしまうほどです。
まず引っかかるのが”専門用語”です。ここが分からずに最初の方はつまずいてしまいます。
- レセプト⇒これは当然聞いたことがある!!
- 保険者⇒これも分かります!!
- 酸素吸入⇒なんとなくわかる気はする
- 創傷処置⇒イメージは沸く
- 超音波凝固切開装置等加算⇒・・・・・
- 閉鎖循環式全身麻酔⇒・・・
ってな感じで、聞いたことがないようなワードが多々出てきます。
これらのワードは実際に試験に出てくるものです!!ほぼ、毎回の試験でです…
最初に、ここら辺が分からなくて、つまづいて勉強をやめてしまう人も大勢います。
専門用語がどういった治療内容なのか分からない
勉強内容ももちろん難しいですが、それ以前に病院やクリニックで行われている治療行為というものがイメージ出来ないんですよね。
特に健康体の人は病院やクリニックになんて滅多にいきませんし、接点がありませんからね!
行くとしても、風邪をひいたときか、お見舞いに行くときぐらいです。
だから、病院やクリニックがどんなことをして、どんな業務を行っているのか?
また、治療内容というのが全然イメージできない・・・
ということに繋がってきます。
処置や注射にしても、実際にどのようなことをしているのか?ということが分かっていないんですよね。
だから、勉強して言葉は覚えても、実際に自分の頭の中では理解できていないのも事実だと思います。
実際に見たものや経験したものというのは、机上の勉強よりも数倍自分の記憶に残りやすいですからね。
そこらへんが経験ある人と経験が無い人とでは、大きく違うのかなと思います。
すでに別の医療事務の資格を持ってる、現職で働いている場合
これはだいぶ強みと言えます。現場で聞きなれた言葉や、勉強してきた言葉がでてくるので、そこまで抵抗を感じないはずです。
しかし・・・
それでも立ちはだかる大きな壁があります。
それは、実技の手書きのレセプト作成ということです。
ココがポイント
手書きレセプトの壁は大きく、合格を左右する一番のポイントとなる部分です。
現職で働いていたとしても、現在は、ほとんどの病院が電子カルテや医事コンといったコンピューターを使っており、パソコン入力でレセプトを作成しています。
なので、手書きでレセプトを作成することなんて、まずありません。
結局は、手書きレセの知識としては初心者と同じレベルと考えてもいいぐらいのスタートとなります。
勉強する時間もそれなりに掛かってしまうでしょう。
難易度が高いのに人気の理由
ここまで診療報酬請求事務能力試験の難易度を説明してきましたが…

と感じるかもしれません。
難しいからこそ、この資格を取得することで就職・転職先で大きなメリットを受けることができます。
- 就職活動時にかなり有利
- 医療事務として働き始めた後に楽ができる
- 長く仕事で通用するスキルが身につく
医療事務として働くうえでかなりの優遇を受けれることになります。
特に女性で
向いている人
-
共働き
-
子育て世代
-
収入の柱はパートナー
これらに該当する人にとっては、医療事務で働くメリットをたくさん得られることができます。

実際に合格している人はどんな人?
散々、この試験は難しいよ!と言ってきまいたが、では一体どんな人たちが合格しているのでしょうか?
合格している多くの人、それは、専門学校に行っている、もしくは通信教育を受けている人たちです。
専門学校であれ1年ほどかけて丁寧に勉強するでしょうし、通信講座の場合は何か月かかけて資格に特化した勉強方法でキッチリと勉強を行っているでしょう。
そういった優位な立場にある人しか合格が難しい資格となっています。
もちろん、独学でも十分に合格はできますが、専門学校や通信教育に比べたときの膨大な勉強時間を考えたら、独学がオススメとは言い切れません。
独学では時間がもったいない
未経験者でも合格はできます!!
どんなに難しい試験でも、誰でも最初は初心者です。
最初から完璧にできるはずがありません。
まずは、試験勉強を始めてみる!!という取り組む姿勢が大事です。そして継続すること。
ただ、これは診療報酬請求事務能力試験に限ったことではありませんが、どんな試験もひたすら勉強を頑張れば受かることができます。
しかし、これでは時間がもったいない気もします。
みんなが遊んでいる間に自分はひたすら勉強・・・
しかも、確実に合格できるかわからないような試験を・・・
資格も大事だけど自分の時間もしっかりキープしたい・・・
なんていう事も思うでしょう。
独学で回りくどい勉強方法をして、あなたの貴重な時間を使うのはもったいないと言えます。
また、『今日も試験勉強か…』ずっとモチベーションの低いまま試験勉強を行っても、作業効率は下がり、結果的に効率が悪くなって悪循環が生れます。
では、未経験者が最短で合格していくのにはどうしたらいいのでしょうか?
これから資格をとるためにやるべき事
継続して勉強を続ければ独学でも合格は十分に狙えます。
しかし、実際に勉強してみたり勉強開始前に問題集を軽く読んだりした段階で

と思ってしまう人がほとんどでしょう。
そう思ってしまう前に通学・通信講座を検討してみるのも一つの手です。
とはいえ、通学・通信講座もざまざまな種類があり、値段もピンからキリまであり

悩んだあげく、結局先に進めないなんて経験をしている方も多いです。
そんなときは、まずは医療事務資格の資料請求から行い、それから自分に合っていそうなものを選ぶと勉強効率もグッと上がりますよ。
具体的には医療・介護・癒しに関する資格講座情報・資料請求サイト「シカトル」で無料の資料請求してみると便利ですよね(^^♪
医療事務は女性にとってとても働きやすい仕事ですのでこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか?
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