自賠責・第三者のまとめ

自賠責診断書の証明期間はまとめて証明してもいいの?その書き方は?

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通常、自賠責の患者さんの診断書を発行する際の証明期間は、ほとんど“1ヶ月”単位で証明しているかと思います。

 

患者さんが受診をした後に、すぐに保険会社から連絡があり、「明細書と診断書を作成してください。」と依頼がくるので、一ヶ月単位で作成しているのが現状なのかなと思います。

 

しかし、例外もあったりします。

 

・自賠責を使うか決まっていない

・保険会社から患者の同意書が届いていない

・後になってから自賠責の診断書が欲しいと言ってきた

 

などなど、さまざまな理由で後から自賠責診断書を依頼されることがあると思います。

 

そういった場合というのは、リアルタイムで作成することができないので、過去の分を証明していくことになります。

 

そいったときに、証明する期間というのはどうなるでしょうか?

一ヶ月単位で作成していく?

それとも、1年間など過去の分はまとめて証明してあげる?

 

ここらへんの書き方についてまとめてみました。

※参考

事故で健保使用している患者の診断書が欲しいと保険会社が言ってきた場合の対応

事故患者が受診した時の患者への説明方法 医療機関の対応方法について 

 

基本的には1か月単位で証明

基本的には、1ヶ月単位で作成すことが望ましいです。

 

ただし、自賠法で決められているとか、診断書作成において決まり事があるとかそういったことはありません。

 

通常であれば、診断書の1つの区切りとして1ヶ月単位が妥当といった感じからです。

 

事前に取り決めをしておく

オススメとしては、保険会社から診断書の作成依頼を求められた段階で『診断書は一ヶ月単位での作成になる。』ということを伝えておいたほうがいいでしょう。

 

そうすることで、後になって『期間をまとめて書いてくれ』と依頼があったとしても、断れる理由になりますからね。

 

ただ・・・

 

通常、自賠責の診断書って、1ヶ月単位で作成するのが当たり前になっているので、そこまで細かく確認をしたり、説明をすることって無いのかなとも思います。

 

自賠責診断書は絶対に1ヶ月単位でしか書かない!!という場合は事前に説明をしておくことが望ましいです。

 

なぜ1か月ごとの作成なのか

保険会社によって違うかもしれませんが、診断書を参考に事故患者の治療内容や状態を確認していきます。

 

保険会社は、その診断書の内容を見て、患者さんに対し『そろそろ治療の終了はどうですか?』、『もう良くなった頃じゃないですか』的な感じで患者さんへ症状固定を促せるわけです。

 

なので、早く症状固定を促すためにも、できるだけ早く診断書が欲しい。といった理由から1ヶ月単位で作成しているということになります。

 

1か月以上の証明をする場合

1通の診断書で、1ヶ月以上の証明をすることも可能です。

 

例えば、8月分~11月分までまとめて証明もできます。

ちなみに過去の1年間とかでも、1通の診断書の証明OKです。

 

ただし、1通分の診断書しか発行していないので、もらえるお金も1通分になります。

ここら辺は、注意が必要ですね。

 

病院の収益を考えると

病院の収益を考えたときは、期間をまとめて証明するよりも1ヶ月単位で作成したほうが断然いいです。

 

例えば、6ヶ月間の診断書を1ヶ月単位と通算で証明した場合(診断書の料金を3,240円とした場合)これぐらい金額が変わってきます。

・1ヶ月単位 3,240円 ×6通 =19,440円

・6ヶ月を通算で作成 1通分だけ  =3,240円

 

差額が16,200円も変わってきます・・・

 

そう考えたら、通算して証明するというのは病院の収益にとってはマイナスでしかありません。

 

できるだけ通算では証明しないほうが、病院のメリットとしては大きいでしょう。

 

実際はどうしてる?

通算しないほうがいいですよ!と言いましたが、私自身は診断書を通算で依頼された場合は、通算して1通の診断書で作成しています・・・

 

というのも、まとめて作成してくれ。と依頼されるケース自体が少なく、そこまで収益にこだわらなくてもいいのかな?といった考えからです。

 

また、被害者請求をする患者さんにいたっては、一旦は自分で診断書代を支払わなければいけないので、患者の負担を考えたときにも優しくはないのかなとも思います。

 

ただ、厳しい医療機関では、収益を最優先に考え一ヶ月単位で作成していくところもあるようです。

 

まとめ

証明の期間は、絶対に1ヶ月という決まりはないので、各医療機関ごとの手順に沿って作成していくのが望ましいでしょう。

 

たまに、保険会社から過去1年分を通算して証明してくれ。と依頼があった場合は、素直にそれどおりに証明するのがいいのかなと個人的には思っています。

 

そんなところで保険会社と摩擦を起こして、面倒な思いもしたくありませんからね。

 

医療機関ごとに、証明期間はこうする!ということを事前に取り決めをしておくことが、トラブル回避のポイントになるのではないでしょうか。

 

 

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