医療事務に必要な資格

医療事務の資格の取得方法は4パターン『自分に合ったものを選ぼう』

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未経験者やこれから医療事務になろうという方は、国家資格のように『医療事務の資格』という一つのくくりとして認識していたりしますがこれは誤りです。

医療事務の資格に国家資格はありません。

資格ではなく民間の試験であり、民間団体や学校主催などの認定試験というものです。何種類も医療事務関連の試験が存在します。

なので、資格を取得するというより”試験に合格する”という表現の方が正しいかもしれません。

 

では、資格試験に合格するためにはどのような方法があるのでしょうか?

それは、目的は試験に合格することなので

資格取得方法=勉強方法

というようになります。

 

当然、専門的な知識が必要な試験になりますので、それなりの勉強方法が必須です。

その勉強法、すなわち資格試験の合格の方法についてご紹介します。

 

主な資格は3種類

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医師事務管理士技能認定試験
  • 診療報酬請求事務能力認定試験

これらの試験に対し、合格に特化した通信講座や通学講座を選択し、勉強していく流れになります。

他にも医療事務の資格は多数あり、現在35種類あると言われています。ここでは認知度の高い3つを挙げています。

もちろん、独学でも可能ですので、そちらも含めて下記にまとめてあります。

 

①通信講座

ユーキャンとかが有名どころであるタイプの勉強方法です。

イメージ的には、教材をまとめて購入して、通信講座の学習スケジュールに沿って教材を自分で勉強していく流れです。

基本的に、教材が送られてくる以外は独学と同じです。

しかし、その中でも添削課題やメールで質問を送ることで丁寧な解説とアドバイスがもらえるというメリットもあります。

教材だけだったら独学と同じですからね。

 

通信講座を利用するなら、解答に時間はかかるけどプロの講師に質問ができるというのは大きなメリットです。

ガンガン利用していきたい部分です。

オススメのタイプ…お金をあまりかけずに合格までの手順を最短で導いて欲しい人

費用…4万~

期間…9カ月~

 

 

②通学講座

講義を中心とした勉強方法です。イメージとしては、通学して学校で授業を受ける感じです。

リアルに目の前に講師の先生がいるので、当然ですが、独学よりは頭に入りやすいです。

しかも、質問もすぐにできるので、未経験者が悩んでつまずくこともありません。

ここら辺は初学者には大きいメリットですね。

ポイント

未経験者は、最初で分からないワードが出てきて『分からないから楽しくない…』で、つまずいてしまいますからね。

 

ただメリットばかりではなく、自分で講座の場所まで行かないといけないので、移動に時間がかかります。

また、講座の学習スケジュールもあるため”授業の時間に合わせて受講しなければいけない”というデメリットはあります。

ですが、土日・夜間も受講できる講座もあるので主婦や在職中の方も働きながらでOKです。ある程度、自分でスケジュール管理できます。

 

また、通信とくらべたときに当然、費用も高くなりますので、そこらへんも注意が必要です。

ただ、金額が高い分、手厚いサポートが受けられるのは未経験者には嬉しいですね。

挫折しにくい環境というのはとても重要です。

 

オススメのタイプ:しっかり基礎から勉強したい、一人では不安だという人

費用:10万~

期間:6カ月~

 

補足:ハローワーク

勉強方法は通学・通信講座と同じになります。

それにプラスで補助金がでますよというものです。

なので、ハローワークで医療事務の講座を受講・勉強するわけではありません!!

上記の「通信講座」「通学講座」で、制度の対象の

医療事務の講座を受講する

OR

医療事務の教材を購入する

どちらかを行った場合に、補助金として、一部のお金が返ってくるというシステムです。

ちなみに制度というのは、厚生労働省が通知している公的な制度です。

教育訓練給付金とは 働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。

厚生労働省ホームページより

受講料の20%~40%の割合で還元されます。

ただし、対象の受講講座によって異なりますので、注意が必要です。

 

給付を受けるには

給付を受けるにはまず、最寄りのハローワークへ相談に行きましょう。

そこで、『自分も給付の対象なのか?』という事を調べることができます。

 

対象の講座を行っている講座・スクール例

  • ニチイ学館
  • 三幸医療カレッジ
  • ヒューマンアカデミー
  • ユーキャン
  • ダイエックス
  • ニック教育講座(日本医療事務センター)
  • 日本医療事務教育協会  

有名どころでは、ニチイやヒューマンアカデミーといったところでしょう。

 

③専門学校

これは、その名のとおりです。普通に医療事務の学校へ通います。

イメージとしては、高校を卒業した子がそのまま進学するような形で進んでいくところです。こちろん、高校からでなくても、社会人がスキルアップのために入学する場合もあります。

 

内容は医療事務の資格取得のための勉強だけでなく、『医療事務としてのスキル全部』が勉強対象になります。

目的は、資格取得ではなく、『医療事務になる』ということですので、あくまで資格取得は授業の一環という感じです。

内容も、座学だけではなく実際に病院で実習を行ったりと実務的な事も行っていきます。

 

就職時には、専門学校側が就職先も斡旋してくれるので有利になることは確実です。

ちなみに、専門学校生なら医療事務の資格を持っていなくても採用時には優遇されます。

それだけ、きめ細かなカリキュラムを行っているというという証拠ですし、医療事務の専門学校を卒業しているというブランド力もあると言えます。

 

オススメのタイプ:高卒で進学予定の人、今後ガチで医療事務として働いて行きたい社会人

費用:120万~

期間:1年

 

④独学

資格を取得する事が目的なので、試験に合格されすればいいので独学でも全然OKです。

ただし、これにはメリットとデメリットの両方が存在します。

 

大きなメリット

お金がかからない、ということです。

もちろん、テキストや問題集は購入しなければいけませんが、講座や学校に比べれば安いもんです。

 

大きなデメリット

合格までに時間がかかりすぎるということです。

未経験者の場合は圧倒的に時間がかかってしまいます…

教えてくれる人がいないことで、最初の内は中々先に進むことができません。

調べるのに時間がかかり、講座や学校よりも思うように勉強が進みません。

 

オススメのタイプ:お金をかけたくない、自分でスケジュール管理ができる

費用:1万

期間:10カ月

 

注意ポイント

上記の①~④の費用や期間は『診療報酬請求事務能力認定試験』を基準にして記載しています。 

資格試験の種類に応じて、期間や金額も変わってきますので注意が必要です。

 

それぞれの勉強方法の難易度の違い

ざっくりと勉強したときの難易度が高い順に比較すると

独学>通信>通学>専門学校

といった感じで、リアルに講師から医療事務のことを教えて貰えるかで差がでてきます。

やはり生身の人間に教えてもらうというのは大きなメリットであり、覚えやすいです。

当然ですが、費用もその分高くつきますので『合格までのスピード』をとるか『費用の安さ』を重視するかで、どの取得方法を選ぶか変わってきます。

 

一番安い費用の勉強方法を選ぶなら独学が一番

独学でも十分に合格は狙えますが、その分、時間は一番かかってしまうので注意は必要です。

その分、メリットとしてはお金がかからないということもあります。

独学に向いている人

  • お金をかけたくない
  • 自分でコツコツするのが得意
  • 過去に独学で資格に合格したことがある人

 

該当する方は独学を検討されてもいいかもしれません。

社会人の方の場合は、仕事で疲れていたり、他の誘惑がたくさんあって結構きついかもしれません。あくまで経験談ですが。

それ以外の方で未経験という方は、必ず最初の勉強でつまづいてしまうので、通信や通学講座を検討するのもアリだと思います。

 

最短の勉強期間で合格を狙いたいなら通信講座

  • とにかく早く資格が欲しい
  • すぐにでも働きたい
  • 知識も大事だけど”資格を持っている”という実績が欲しい

という方の場合は、通信講座がよいかもしれません。

というのも、通信講座は独学と専門学校の良いとこどりだからです。

 

ポイント

  • 自分のペースでできる
  • 難しいポイントはまとめてある
  • ある程度の質問ができる
  • 費用が少なくで済む

要点だけ抑えてあるので、独学より勉強がはかどりますし、最初でつまずくリスクも少なくなります。

費用も通学よりはかかりませんし、飲み会を5~6回断れば貯まる金額ですからね。

 

まとめ:自分にあった勉強方法でチャンレンジするべき

医療事務の資格取得方法をネットで調べると、通信講座や通学講座の情報がたくさんでてきます。

そうすると『独学じゃ合格できないのかな…』って思うかもしれませんが、そんなことはありません。独学でも十分に合格できます。

それぞれ、一長一短がありますので、自分に合った勉強方法を選べばいいと思います。

 

独学では一発合格は難しいかもしれません。

私が実際に診療報酬請求事務能力認定試験を受験して落ちたときの記事

>>医療事務資格の診療報酬請求事務能力認定試験を受験しました

それでも繰り返し勉強すれば合格できるはずです。

どの勉強方法を選んでも絶対にお金と時間はかかってしまいます。

最終的には自分が納得して勉強に取り組めるようにするのがベストでしょう。そうすることでモチベーションの維持にもつながりますからね。

 

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