「前の職場に戻ってこないかって話があるけど出戻りってどうなんだろう」
世間一般的に、出戻りってあんまり良いイメージがないかもですけど、医療事務の場合はどうなんでしょうか?
結論から言えば、医療事務での出戻りって全然オッケーだと思います。
ポイント
- どこも人手不足だから
- 資格があれば即戦力
- 出戻り失敗しても余裕で転職できる
特に、1つ目の人手不足だからというのは大きなポイントです。
ここら辺について、現役の医療事務として働いているものとしての意見を述べていきたいと思います。
目次
どこも人手不足なので出戻りだろうとなんだろうと働いてくれるのはありがたい
なぜ医療事務の出戻りがオッケーかと言うと、一番の理由はどこの医療機関も人手不足だからです。
常に医療事務は求人を募集しています。
実際の現場も人手が足りなくてカツカツで業務を行っているところも多いと思います。
なので、出戻りでも何でもいいので、医療機関にとっては働いてくれさえすればありがたい存在ということなんですね。

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円満退職しているならなおさら良い
もし、あなたが円満退職をしており、その上で職場に戻って来ないかという話が来ているのであれば、なおのことよいでしょう。
理由としては
- あなたがどんな人が分かっている
- 経験があるので即戦力がある
- 人間関係に不安がない
新人を雇うのもいいんですが、新しい人を雇うとなると、
どうしてもどんな人柄なのか、どれぐらいの業務ができるのか、など未知数が多いです。
それに引き換え、出戻りであれば上記で挙げた三つに関してはもうすでに分かっていることなので、雇う側としても安心して再雇用ができるというわけです。
経験や資格があるなら余裕
医療事務は資格がなくても働ける仕事です。
ですが、経験はめちゃくちゃ重要な採用基準になっていると思います。
医療事務の仕事は一度覚えてしまえばルーティン業務なので大抵の事はできてしまいます。
しかも、医療事務の資格を持っていれば、基礎の知識はしっかりしているので、そこまでのハンディキャップは感じないことでしょう。
ブランクがあるなら注意が必要です
出戻りといっても医療事務から医療事務へという形なら問題ないと思ます。
しかし、医療事務以外の仕事から医療事務に戻るということであれば話はちょっと別です。
なぜなら、診療報酬は2年に1回改定されますので、 そのぶん勉強をし直さなければいけないからです。
2年程度であれば、多少の変化なのでそこまで心配ないかもしれません。
とはいえ、心配ということであれば、資格の取得はしておいた方がいいかもしれません。
改定があったとしても、資格を取得し基礎がしっかりしていれば十分やっていける範囲だと思うからです。
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お局さまだけには注意(ただし無視してOK)
基本的には人材不足なので、雇う側としては大歓迎という前提なんですが、一部例外がいます。
それはお局様の存在です。
なんとなく経験がある人もいるかもしれませんが、お局様の存在というのは本当に厄介です。
何と言うか、本当に何を言っても無駄と言うかのれんに腕押しみたいな存在です。
お局様の中には、あなたのことを嫉妬して嫌味を言ってくる可能性は大いに考えられます。
たとえ、あなたがバリバリ仕事ができて人間関係が良好だったとしてもです。
なので、お局様の邪魔が入ることは十分に考えられますが、出戻りをしたとしてもお局様の存在は無視するのが無難といえるでしょう。
出戻りしてダメだったら辞めたらいい
繰り返しになりますが、今はどこも人手不足なので出戻りであろうと何であろうと働いてくれるのであれば大歓迎だと思います。
人間関係とか多少気にする部分はあると思いますが、仮に人間関係が駄目だったとしてもその時は辞めてしまえばいいと思います。
そんな単純な話じゃないかもしれませんが、実際、医療事務の求人は溢れています。
確実に、仕事を辞めたとしても、すぐに次の転職先が見つかるでしょう。
仕事をする上で重要なポイントは、やはり人間関係だと思います。
そこら辺がいかに円滑に回るのか?そういった目を気にしつつ、出戻りをするかというのを考えるのもポイントだと思います。
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