算定の実例集

リハビリ期限越えのコメント作成方法 必要事項とその流れについて

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リハビリを算定、請求するに当たって発症日から起算して期限がありますよね。

リハビリは何日間までしか実施できないですよ!というやつです。

 

例えば、運動器リハビリテーションであれば発症から150日間しかリハビリできませんよ。というような感じです。

期限内で治癒したり、患者さんが通院しなくなったりしたらそれで終わりなのですが、重い疾患だったりすると長期的にリハビリを行うことがあります。

 

そうなったときに、請求に必要な処理はどんなものがあるのでしょうか。

今回は個別の対応方法ではなく、全体の間違いやすい部分を書いていきます。

 

リハビリテーション実施計画書

基本的には、算定日数上限を超えてリハビリを実施する場合は患者さんの状態に応じて、算定できる単位数や上限が決まってきます。

※ここでは個別の対応は記載せず、全体のおおまかな流れをまとめていきます。

 

リハビリの期限が来てしまった場合、全ての患者さんに対してリハビリテーション実施計画書が必要になります。

状態によって書式の内容が変わってはきますが、ここらへんの計画書の作成は主にセラピストがDrに確認しながら毎月作成していると思います。

 

間違いやすいこと

私は最初の頃、患者の状態によってリハ計画書を作成したりしなかったりする場合があると思い込んでいました。

↑たぶん、13単超えて算定する場合にレセプトに記載事項(後から記載しています)と混乱してしまっていたのだと思います。

 

これは大きな間違いで、重複しますがリハの期限を越えた全ての患者にリハ計画書が必要になります。

 

期限越えリハでレセプトに必要な記載事項

期限を越えてリハビリを施行する場合で13単位を超えてリハビリを行う場合は、レセプトの摘要欄に記載が必要になります。

正確には、青本に記載されている(別表第9の8「1」、第9の9「1」)に規定されている患者さんです。

 

別表第9の8「1」の対象の患者

1.失語症、失認及び失行性の患者

  高次脳機能障害の患者

  重度の頚髄損傷の患者

  頭部外傷及び多部位外傷の患者

  慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者

  心筋梗塞の患者

  狭心症の患者

  回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者

  難病患者リハビリテーション料に規定する患者(先天性又は進行性の神経・筋疾患の者を除く)

  障害児(者)リハビリテーション料に規定する患者(加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病に限る)

  その他の疾患別リハビリテーション料の対象患者であって、リハビリテーションを継続して行うことが必要であると医学的に認められるもの

 

※別表第9の8「2」、第9の9「2」の患者

先天性又は進行性の神経・筋疾患の患者は記載不要です。

 

また、13単位以内でリハビリを継続していく場合もレセプトへの記載は不要です。

 

レセプト記載例 

原因疾患: 

 受傷日・発症日:平成○年○月○日

(1)これまでのリハビリテーションの実施状況(期間及び内容)

(2)前月の状態との比較をした当月の状態

(3)将来的な状態の到達目標を示した今後のリハビリテーション計画と改善に要する見込み期間

 ・到達目標

 ・今後のリハビリテーション計画

 ・改善に要する見込み期間

(4)具体的な改善の状態等を示した継続の理由(具体的な指標を用いて)

作成するのはだいたいの場合はセラピストが行うので、上記の記載例に沿って内容を記載していきます。

医事課は、セラピストが作成したデータを元にレセプトに反映させていく感じになると思います。

 

まとめ

今回、一番伝えたかったこととして

・期限を越える場合は全ての患者にリハビリテーション実施計画書を作成する。

・患者さんの状態に応じてレセプトに摘要に記載しなければいけない。

この二つになります。

医療機関のみで管理・保管だけすればよいものと、レセプトに記載して請求することとは異なるということですね。

 

まあ・・・

当たり前のことですが、私が最初の頃いつも混乱してしまう事項だったので確認の意味と、同じように混乱してしまう人のためにまとめてみました。

参考、そして頭の整理に役立てば幸いです。

 

 

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