こんにちは、現役の医療事務員のアドバーグです。
今回は私が、医療事務として働く前と、実際に医療事務とし働いてから分かった3つの事というテーマで
「これから医療事務を目指している人、また、医療事務の新人さん」
に向けてお話しします。
医療事務って聞くと、病院やクリニックの受付でニコニコしてるイメージがあるかもしれませんが、実際はもっといろんなことが求められる仕事です。
例えば、レセプトの処理や患者さん対応、医師との連携など、プレッシャーの中で毎日が過ぎていきます。
私も働く前までは、最初は

とか

なんて軽く思ってました。
でも、実際に働いてみると、

とか、いろいろ大変な面もわかってきました。
そこで、今あなたが医療事務を目指しているなら、ぜひ私の経験から学んでほしいなと思って今回のブログを作りました。
このブログを通じて、医療事務の現実の厳しさと、それでもやりがいを感じられる瞬間を伝えたいと思います。
実際に働き始めたばかりの医療事務員さんにも参考になると思います。
このブログでは現役の医療事務員がリアルな情報を発信していますので、よろしくお願いいたします。
それでは、さっそく一つ目の事実からお話ししていきますね。
▼YouTubeにも投稿していますので、動画がよい方はコチラもどうぞ▼
第1の事実:予想以上に仕事のプレッシャーが大きい
さて、一つ目の事実は「仕事のプレッシャーが大きい」ということです!
医療事務の仕事は、単に受付で笑顔を振りまくだけじゃないんです。
実は、すごく責任の重い仕事なんですよ。
私が初めて医療事務の仕事を始めたとき、最初の一週間は毎日お腹が痛くなるほど緊張してました。
なんでかっていうと、レセプトっていう、診療報酬の請求書を作る作業がとにかく難しくて、間違えると先輩や上司はもちろん病院、クリニック全体に迷惑がかかるからです。
レセプトは医療機関の収入源となるものですからね。
参考
例えば、私が入職して3か月目ぐらいに、初めて自分一人でレセプト業務の一部を処理してみたんですけど、ミスがあって、後日、先輩と上司から「この算定の記載が間違ってるよ」とか「削除し忘れが残っているよ」と指摘されました。
その時、算定漏れしていた点数は1800点ぐらいで金額に直すと約18,000円でした。
これ普通のお店でも会計漏れしてたら大変な金額ですよね?
あらためて仕事の難しさ、プレッシャーを強く感じました。
あと、医療事務って、患者さんの個人情報を扱ったり、お金に直接かかわってくる診療報酬の計算を正確に行ったりしなきゃいけないから、常に注意を払う必要があるんですよね。
ちょっとしたミスが後になってから大きな問題につながることもよくあります。

次は、第二の事実「人間関係が大変」についてお話ししますね。
第2の事実:人間関係がとにかく大変
さて、次にお話しするのは
「人間関係が大変」
ということです。
医療事務の仕事は、一人で黙々と作業するだけじゃなくて、いろんな人とコミュニケーションを取る必要があります。
具体的には、患者はもちろんですが、医師、看護師、介護士、同僚、大きい病院になると検査技師やセラピスト、レントゲン技師など多職種とコミュニケーションをとらなければなりません。
参考
例えば、私の経験の場合、診療がすごく忙しい日があって、その日は医師や看護師たちもピリピリしていました。
その時、医師から急に「この書類、すぐに処理しておいて!」って頼まれたんです。
でも、その日はもう他の仕事で手一杯で、「今すぐには無理そうです、少しあとからでもよろしいですか」と答えたら、「なんで今すぐできないの?」って書類を投げられて怒られてしまいました。その瞬間、本当に怖いなって気持ちと強いストレスといら立ちを感じました。

医師はもちろんですが、医療現場では、患者さんの命に関わることもあるし、患者さんも2~3時間待たされたりと、みんなが一刻を争ってピリピリしています。
その中で、医療事務員も迅速で正確な対応が求められるんですよね。
そんなピリピリした環境だからこそ、人間関係を円滑にするスキルがとても大事なんですよね。
私の場合は同僚や上司、他部署とのコミュニケーションを特に大切にしています。
例えば、診療が終わった後に、「今日は患者さん多すぎて大変でしたね、お疲れ様でした」
とか、業務とは関係ありませんが「髪型変えた?」など声をかけるだけでも、お互いが「相手をおもいやっている」って気持ちが芽生えて関係がよくなりますよね。
もちろん、全てが順調にいくわけではありませんけどね汗。
あと、個人的には、せっかくいろいろ仕事を一から教えてくれたのにミスしてしまったときは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
医療事務の仕事はチームプレーです。
お互いに助け合い、支え合うことで、仕事のストレスも軽減されます。困った時は一人で悩まず、周りの人に相談することも大切ですよ。
もし、周りに
「相談できる人なんていないよ~」
という人がいたらぜひブログのコメント欄を使ってくださいね。
私だけではなく、いろいろな人の意見がもらえると思いますよ。
次は、第三の事実「給料が期待よりも低いことがある」についてお話ししますね。
関連記事≫【もったいない】医療事務をすぐにやめてしまう残念な人の特徴5選
第3の事実:給料が低くて生活できないという現実
さて、最後にお話しするのは「給料の現実」についてです。
医療事務の仕事に興味を持っている皆さん、もしかしたら…

って思っているかもしれません。でも、現実はだいぶ違うんです。

期待していた金額よりもかなり低くて、「これで生活していけるのかな?」って本気で不安になりました。
でも、これは医療事務という業種ではよくあることなんですよね。
医療事務の給料は、他の業種に比べると低めなことが多いです。
求人に応募した時点でわかってはいたことなんですけど、業務の忙しさや、実際に振り込まれた金額をみると改めて「給料低すぎだろ~」って思っちゃいます。
医療事務の給料の恐怖に関しては、別ブログでも詳しく解説していますので、そちらも参考にされてください。
関連記事≫医療事務の給料の低さの恐怖…不幸になる前に見てほしいこと
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医療事務の給料の低さの恐怖…不幸になる前に見てほしいこと
続きを見る
最後に、これまでのまとめと、医療事務の資格取得についての具体的なアドバイスをお伝えしますね。
結局、真実を知ったうえで働くメリットってある?
さて、ここまで「仕事のプレッシャー」「人間関係の大変さ」「給料の現実」についてお話ししてきました。
ここまで聞くと、医療事務の仕事は確かに大変なことが多いですが、それでもやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。
良かったポイント
例えば、年配の患者さんから笑顔で「ありがとう」と直接言ってもらえた時や、スムーズにレセプトをチームワークで処理できた時は、本当にやっていて良かったなと感じます。この仕事は人の役に立っているんだな、と実感できるんですよね。
また、日々、新しい診療報酬の知識や実際の医療現場にいるので、新しい知識や経験が身につくので、常に刺激があって楽しいですし、なにより、「自分のスキルや経験が高まっている」という実感も得やすいと思います。
医療事務の愚痴は毎日のようにでますが、あくまでそれは一般的な社会人でもでる範囲でのものです。
職場ガチャの要素もあるかもしれませんが、医療事務という仕事は一度、スキルや経験を身に着けてしまえば長く働ける仕事です。
特に最近は働き方改革で働きやすくなっている医療機関も多いはずです。
医療事務として働くのも悪くないと思います。
最後に、これから医療事務を目指す皆さんや新人さんにぜひお伝えしたいのは、事前に医療事務の勉強をしておくことの大切さです。
医療事務の資格は必須ではありませんし、正直、現場では役に立たない資格の種類もあります。
しかし、就職する前に知識を身につけておくことで、入職してからの知識不足からの大変さを少しでも軽減することができます。

とか

と思うかもしれませんが、今はオンラインでの学習や、自分のペースで進められる教材もたくさんありますし、少しずつでもいいので、毎日コツコツと勉強を続けることも大事ですよ。
おススメの医療事務の勉強方法は概要欄に関連リンクを貼っていますので、興味のある方はみてみてください。
関連記事≫就職できる最強の資格はコレ!未経験者が医療事務の資格とるならどれがいい?
また、

とか

という方は、AmazonのKindle Unlimitedなら初月無料で資格の参考書が読めるので、気になる方は詳しく別記事で解説していますのでチェックしてみてくださいね。
関連記事≫【必見】医療事務の資格を0円で勉強する方法を大公開!無料の資格勉強法とは?
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【必見】医療事務の資格を0円で勉強する方法を大公開!無料の資格勉強法とは?
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医療事務は確かに大変な仕事ですが、その分やりがいもあります。
だからこそ、資格を取ってしっかりとスキルと知識を身につけ、自信を持って長く働ける医療事務として頑張ってみてもらいたいなと思います。応援しています!
これで今日のブログは終わりです。
「もっとこういう部分が知りたかった」
など意見がありましたら、ぜひコメントしてくださいね。
次回もぜひお楽しみに。ありがとうございました!
それではまた~