こんな人のための記事です。
結論から言うと
上手な手抜きは、仕事の極意。でも、下手な手抜きは最悪。
という感じ。
要するに
- 上級:上手な手抜き仕事
- 中級:手抜きをしない仕事
- 初級:下手な手抜き仕事
ということですね。
この記事では、
- 手抜き仕事をおすすめする理由3つ
- 手抜き仕事のポイント5つ
を解説していきます。
医療事務員こそ手抜き仕事をおすすめする理由
理由は3つ
- 手抜きナシなんて、ほとんど不可能
- 手抜き=効率化
- やった方がベターなことは無限にある
1つずつ、解説していきます!
理由①手抜きナシなんて、ほとんど不可能
実際のところ、受付業務やレセプト、電話対応と毎日たくさんの仕事をこなさければならない医療事務にとって
全く手を抜かないなんて、ほぼ不可能
です。
忙しくてこんな経験ないですか…
- ちょっとはミスがあるかもしれないけど、ええいもう提出してしまえ!
- 電話対応も、まぁ今回はこれくらいで。
- ごめんなさい、今日は体調が悪いのでこれくらいでOKにして下さい…
一度もないという人は少ないですよね。
実際のところ、
- 仕事ができる人 → どんどん仕事を増やされる
- 仕事ができない人 → 仕事が遅い
ということで、どちらも時間に余裕がないケースがほとんど。
で、あれば、考えるべきは
× 手抜き仕事をするか、しないか
ではなくて
〇 どうやって手抜き仕事をするか
ということになります。
理由②きれいに言えば【手抜き=効率化】
「手抜き」というのは、きれいに言えば「効率化」です。
効率化は、仕事をより良くこなすために、避けては通れない話題。
ということにまずは気が付いてほしいです。
理由③やった方がベターなことは無限にある
そもそも、仕事をすすめる上で、やった方がベターなことなんて、いくらでもあります。
完璧主義をつらぬけば
「あれもやった方がいいし、これもやった方がいい…」
という具合に、ひたすら仕事量が増えていくのは当たり前。
- やった方がベター→やらない
- やらないとヤバイ→やる
くらいの手抜き感がないと、とても仕事をさばいていくことなんてできません。
手抜きをしようと考えることで、①ベターなことと②必須のことを、適切に判断できるようになる…というわけなんです
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自分以外にできない仕事なんてない
手抜き仕事のポイント5つ
もちろん、手抜き仕事にも
- 上手な手抜き仕事
- 下手な手抜き仕事
があります。
ここでは、上手な手抜き仕事をするための、手抜き仕事のポイントを5つに絞って解説していきます
ポイント①「やり方」ではなく、「最終目標」にこだわる
手抜き仕事のポイント1つめは、
- ×「やり方」にこだわる
- 〇「成果物」にこだわる
という風に、発想を切り替えることです。
最終目標物(例えばレセプトかと)を、なるべく手抜きで完成させる…!
という難題をクリアするのが、一流の仕事力。
手抜き仕事っていっても、最終目標物(レセプト等)の質は落とさないってことです。
ポイント②とにかく優先順位をつける
手抜きをしつつ、成果をあげるには、自分にとって
- できること
- 得意なこと
- 好きなこと
- 武器になること
- 核になること
を意識する必要があります。
大事なところで丁寧な仕事ができれば、それ以外に手抜き部分があっても許されることもあります。
優先順位をしっかりつけて、自分の「できる」ところに集中しましょう。
忘れてはいけないのは、仕事の評価は全て相対的だということ。
例えば
あなたが診療報酬請求の資格を持っていたとします。
就職先の先輩たちが、みんな診療報酬の資格を持っていたら、あなたは「普通の人」です。
例えば“逆に”
あなたが診療報酬の資格を持っていたとします。
職場の先輩は持っていない場合、
あなたは「診療報酬が超詳しい人」です。レセプトの仕事に積極的に取り組むことで、周囲から頼られる存在になれるでしょう。
基本的には、レセプト仕事に集中した方が得策でしょう。
同じ人でも、コミュニティが違えば、貢献の仕方は違ってきて当たり前
周囲との比較の中で、自分の立ち位置をしっかり見極めて、ふさわしい役割を果たしましょう♪
満点の能力が無くても、「周りの人と比べて、ちょっとだけ得意」なことに集中すればOK。
ただ…
医療事務の場合は、レセプトは出来て当たり前の流れがあるので、それ以外にも持てるスキルはあったほうがいいかもしれません。
関連記事>>【具体的】医療事務に本当に必要な知識は最初にこれだけ覚えよう
ポイント③時間で切る
「手抜き仕事なんてダメ」…
今までこう考えてきたマジメな人が、「上手な手抜き仕事」に移行するには
時間制限が必須!
だと、私は思います。
- この仕事は〇分以内にやる
- 自分だけのノー残業デーをつくる
- 休日出勤はしない…
マイルールを作ってきっちり守り、「時間内で終わるように手を抜く」ことを覚えるのが◎です。
特に、残業ゼロを誓うと仕事の仕方が変わりますよ!
ポイント
「いかに手を抜いたと思われないように手を抜いて、定時に帰るか」を考えぬくと、仕事の効率はめちゃめちゃアップします。
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ポイント④手抜きのための努力は惜しまない
手抜き仕事は、
- 楽な方
- 簡単な方
- ハードルの低い方
へ流されていく仕事の仕方ではありません。
手抜きのための努力は惜しまない…!
という、「早く帰るぞ!」的なストイック?な姿勢で、バッチリ手を抜きつつ、より良い仕事を追求しましょう♪
ポイント⑤フォーマットを使いまわす
具体的な手抜き方法としておすすめなのが、フォーマットを使いまわすこと。
やってるときは面倒だけど、後々たっぷり手抜きが可能になる手法です。
単純なところでは
- 院内メールの定型文を作るとか
- 入力箇所の少ない計算シートを準備するとか
- 研修報告書のマイ・ひな形を用意するとか
そういうやつですね。
新しい仕事にも、過去の経験との共通項や同じカタチが使える部分は多いはず。
- いかに上手に共通項を抜き出せるか
- どれだけたくさんの引き出しを用意できるか
が、手抜き仕事の腕の見せ所です。
- 繰り返し作業を見つけて
- カタチを決めてしまって
- フォーマットに落とし込む
ことで、余計なことに頭を使わず、短い時間で仕事が進められるようになりますから、手抜き効果はバツグン。
手抜き仕事まとめ:上手な手抜き仕事を身に着けよう
- 手抜きナシなんて、ほとんど不可能だし
- 手抜き=効率化だし
- やった方がベターなことは無限にある
ので、
仕事はドンドン手を抜くべき。
と、私は思います。
とはいえ、
バレる手抜きは、ダメ絶対。
- 上級:上手な手抜き仕事
- 中級:手抜きをしない仕事
- 初級:下手な手抜き仕事
という感じですね。
上手な手抜き仕事をするためのポイントは、5つ。
- 「やり方」ではなく、「成果物」にこだわる
- とにかく優先順位をつける
- 時間で切る
- 手抜きのための努力は惜しまない
- フォーマットを使いまわす
毎日、死ぬほど忙しい医療事務だからこそ少しでも手を抜いて効率化していきましょう♪
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