医事コラム

医療事務員の鬱(うつ)体験談【クリニック・診療所のケース】

こんにちは、医療事務員のアドバーグです。

今回は、医療事務員の鬱(うつ)の体験談をご紹介していきます。

 

今回に関しては、私の知り合いの医療事務員さんの話をもとに、私が内容をまとめたものとなっています。

アドバーグ
私自身、うつとまではいきませんでしたが、新人の頃は怒られてばかりで辛い経験をしていたので気持ちがよくわかります。

 

なので、そういった辛い状況の医療事務員さんに「自分以外にもこういった辛い状況の人もいるんだ」と思ってもらえれば、少しは気が楽になるのでは?という気持ちからブログにさせてもらいました。

それではさっそく紹介していきますね。

 

目次

上司からのパワハラで鬱(うつ)病に

かつて医療事務として、小さなクリニックで働いていました。

五年ほど働きましたが、うつ病と診断され退職しました。

 

原因は上司からのパワハラです。

幸いそこまで症状が重くなかったので、数か月の療養ののち転職、以後普通の生活を送ることができていますが、場合によっては今でも通院などしていてもおかしくはなかったのだと思うとぞっとします。

 

上司は一回り年上の女性でした。仕事はよくできる人でしたが、気分のムラが激しく、機嫌が悪いのが一目でわかるような人でした。

不機嫌なときはとても話しかけられる雰囲気ではなく、入職したてで聞きたいことが山のようにあった私は大変困りました。

部屋の空気もピリついていることが多く、用事があり入ってこようとした他部署の職員が逃げるように帰っていくといったことも日常茶飯事でした。

 

怒鳴り散らされるより嫌だったこと

上司からは毎日のように怒られ、ときには書類を投げつけられることもありましたが、私が何より嫌だったのは仕事を教えてくれないことでした。

何か質問すると「自分で考えなさい。私はそうしてきた」とだけ言うのです。

わからないから聞いているのに、なぜクイズみたいなことをされているのだろうと不思議でした。

 

仕方がないのでわからないなりに考え、こうかなという答えを持って行っても「違う。やり直し」。正解するまでこの繰り返しです。

当然その仕事だけをやっていればいいわけではなく、やることは山積み。一刻も早くこんな意味のない問答は切り上げて早く次の仕事に取り掛かりたいのに、正解にたどり着けずに一日が終わってしまうこともありました。

 

一体私は今日一日何をしていたのだろう・・・という無力感に苛まれ、やるせなさでいっぱいになりました。自分がいつか教える立場になったら、こんな意味のないことは絶対にするまい、と心に誓いました。

 

パワハラ上司へのストレスで次々に体調を崩す部下たち

反対に機嫌のいいときは、やたらと世間話を振られたり、少し値の張るプレゼントをくれたり(ちょっとしたお菓子などではなく洋服など)、食事に誘われたりしました。

不機嫌なときとの差に戸惑い、彼女のコロコロ変わる機嫌に振り回された同僚たちは次々と体調を崩していきました。

 

ある人はご飯を食べる気が起きないといってみるみる10㎏近く瘦せ、またある人は体中にブツブツが出来たと言って、夏なのに長袖を着て働いていました。皆の体調不良が、その上司と接することによるストレスであることは明白でした。

 

体調を崩すことはなかった私でしたが、ずっと精神的にはつらい日々でした。

 

働き始めて一年も経たないうちから辞めたくて仕方がなかったですが、周りの大人たちが口を揃えて「三年は頑張れ。石の上にも三年。

三年は働かないと次の仕事も見つからない」などと言うものですから、社会に出たばかりの私は信じるよりほかなく、「あと二年頑張ろう」「あと一年の辛抱だ」と指折り数えて退職の日を夢見ていました。

 

自殺未遂寸前まで追い詰められたメンタル

結局三年どころか五年も働いたのですが、それは「辞めるなんて言ったらどんな目に合うかわからない」という恐れから退職を言い出せなかったからです。

今となっては早く辞めればよかったのにと思いますが、もう普通の判断ができる状態ではなかったのだと思います。

 

出勤時に大型トラックを見ると「轢いてくれないかな。死ぬのは怖いけど、今日は出勤しなくてよくなる」と考えるようになり、仕事中にわけもなく涙が出てきたり、家に帰ると仕事の記憶を消したくて大量のお酒を飲み、意識を失っていつの間にか寝ている、という荒んだ日々を送っていました。

 

そのうちに、思うようにテキパキと動くことができなくなり、出勤の準備に三倍の時間がかかるようになった頃、周囲の勧めで精神科を受診することになりました。うつ病と診断され、翌日から必ず休職するようにと言われたので従いました。

 

この帰り道、信じられないくらい体が軽く感じたことを覚えています。

それほど無理をして仕事に行っていたのだと気付きました。

 

うつ病になってしまったけれど学びもあった 

休職してしばらくの間は、家から一歩外に出ることすら怖い、といった状態が続きました。

次の仕事に就いてもつらい経験がフラッシュバックしてきたりと、すぐに普通の生活というわけにはいかなかったですが、少しずつ時間が解決してくれました。

 

人生の中でも最もつらい経験の一つだったことは確かですが、世の中には色んな人がいて想像もしないことが起こるものだ、ということを学んだ出来事でした。

 

まとめ

あまり鬱とかっていうテーマは難しい問題かなとも思ったのですが、同じような経験をしている方の気持ちが少しでも楽になればと思いブログとして投稿をしてみました。

もし、このブログをみて、少しでも気持ちが楽になる医療事務員がいてくらたらいいなと思います。

それではまた!

 

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  • この記事を書いた人

アドバーグ

未経験で医療事務に就職 ⇒ 一般企業 ⇒ 医療事務へ。ブラック企業を経てホワイト企業へ転職成功しました。現在は勤続10年、現役の医療事務員やっています。 刺激的な情報を発信したいと思いブログ運営中です。 犬より猫派です。 保有資格 ■診療報酬請求事務能力試験 ■医療事務認定実務者(R)試験

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