医療事務として働いていたら、誰しもが一度は転職したいっ!!という思いになることがあります。
- 仕事で帰るのが遅い…プライベート優先したい!
- 職場の人間関係に疲れた…あいつ腹立つ!
- もっとスキルアップしたい…ここでは上は望めない!
理由は人それぞれだと思います。
まあ、一番多い理由って人間関係だと思うんですけどね…
でも…
- 生活あるし簡単に転職なんてできるもんじゃないし、、、
- 今の職場で頑張るしかないのかな、、、
- 他で通用するか不安、、、
悩みは堂々巡りになりますよね。
本記事は、医療事務から転職を考えたときに読んで欲しい、気持ち的な部分を含めた、転職のタイミングについての記事になります。
辞めることで同僚や上司のことは気にしない
一番多いパターンが、
「同僚や上司に迷惑がかかるから、気を使って辞められない」
という人です。
断言しますが、これらはまったく気にする必要はありません。
なぜなら、あなたが辞めた後の数日間は大変でしょうが、あなたが辞めた数日後には、なんの滞りもなく業務は進んでいっていることでしょう。
ここらへんに関しては、逆に経験がある人もいると思います。
同僚が辞めたときは、「あの人(辞めた人)の業務がこっちに回ってきたか・・・」とか、いろいろ不満があったと思います。
それでも、その業務が次第に普通になり、業務の一環として馴染んできます。
だから、辞めた後のことなんて気にする必要ないんですよ。
そもそも、辞めた人の事を思い出したりしますか?
会社に残った人たちで、たまに「あの人、懐かしいねー」なんて話はしても、『あいつのせいで大変だ!!』なんて思うことって、絶対に無いと思います。
むしろ、そんな考えている暇はありませんからね。
ちなみに、どうせ誰かが辞めたら新人も補充するでしょうし、業務の負担割合もいままで通りですから。
繰り返しになりますが、気にする必要は全くありません。
辞める時期の注意点
基本的に辞める時期はあなたのタイミングですが、一般的な時期なども説明ていおくと
4月に入ってしまうと、新卒の入職や診療報酬改定などがあってどうしてもバタバタしてしまいます。
なので、どうせやめるなら年度末の3月、もしくは9月や10月の上半期や下半期などの区切りに辞めるのがタイミングが良いと思います。
勤務先の人事担当や上司も、新卒募集したりとか早めの対応ができますからね。
また、転職先を探すときも年度初めだと募集も見つけやすいでしょう。
ここは注意
とはいえ、別に年度末でなくてもOK。切りが良いので年度末がいいかも、というだけです。
前もって「いつまでにやめます」伝えておけば、上司や院長は新しく求人を募集できる猶予があるので問題ありません。
やりたいことが見つかったときは転職のサイン
”やりたい事がみつかったから医療事務を辞めたい”
これはもう悩む余地もありません。
迷うことなく、今すぐに転職するべきでしょう。
悩んでる時間がもったいないぐらいです。
やりたいことがある人は、本当に恵まれた人だと思います。
やりたいことが見つからず、悩んでいる人の方が多い世の中なので羨ましい限りです。
注意
医療事務の学校に行っていたり、せっかく医療事務の資格をとったのに!
と思い、「医療事務を辞めるのがもったいない」って悩みもあるかもですが、逆に、悩んでる時間がもったいないです。
時間は有限です、行動は遅いより早い方が有利に決まっています。
関連記事こちらの記事で、医療事務の専門学校卒や資格取得者の転職について書いてあるので参考にどうぞ
仕事を辞めるで頭がいっぱいなとき
もう、仕事をやめることしか頭にはいらず、他の事が手につかないぐらいになったら、それはもう転職のサインだと思います。
- 次の仕事への憧れとワクワク
- 今の職が嫌で嫌でしょうがない、早く抜け出したい
- 仕事中も辞めることで頭がいっぱい
今の仕事が頭に入らなくなって、一時的には落ち着いたとしても、時間がたてば、またすぐに仕事を辞めることで頭がいっぱいにいなっちゃうんです。
これの繰り返しになります。
そうなるんだったら、とっと仕事をやめて次へ行くべきです。
転職はやめた方がいいタイミング
医療事務から転職するときに、医療事務しか経験したことがないときに
って不安になると思うんです。
医療事務って、他の事務とも違って簿記や経理、総務なんていったことは行わないから”医療”事務でしか、同じスキルが通用しないんですよね。
そう考えたら、怖くなって転職を諦めちゃう・・・
なんて事になるかもしれません。
もし、そういった考えが強く、自分の力に自信がない時は転職の時期ではないと考えます。
医療事務でも他職種で通用するスキルはある
上記では、他職種では通用しないような書き方をしたが、全てのスキルがそういうわけではありません。
医療事務といっても、保険請求の点数計算だけをしてきたわけではありません。
医療事務で得た知識と経験
- 電話、来客対応などの接遇
- 電カルや医事コンなどのコンピューター関係の知識
- エクセルやワードのスキル
- クレーム対応
などなど、医事だけでなく他職種でも通用するスキルは十分にあります。
なので『私には医療事務しかない!!』なんて重く考えることはありません。
医療医務として働いてきたスキルは、十分に他の仕事でも通用するスキルとして認識してOKでしょう。
心配なら転職エージェントへ相談
転職のタイミングや自分のスキルに自信が持てない時は一度、転職のプロに相談をしてみるのがいいでしょう。
具体的にはリクルートエージェント転職支援サービスが転職が初めてでも手厚いサポートをしてくれます。
- 転職のタイミングを相談でき、
- 今の職場の状況を理解してもらったうえで
- 求人を紹介してくれる
- さらに面接や履歴書の指導までやってれる
転職エージェントではこういたサポートを無料で行っています。
気になるけど、
「転職エージェントと転職サイトってどう違うの?」
とよく分からない方はコチラの記事で詳しく解説しています。
≫すぐに辞めるのはダメ!医療事務が転職に失敗しない方法【オススメの転職エージェント】
-
【医療事務員にオススメの転職エージェント2選】すぐに辞めちゃダメ!転職に失敗しない具体的な方法を伝授
続きを見る
20代なら前向きに検討してOK
もし、あなたが20代、30代前半で転職を考えているなら、転職をすることを前向きに検討してもいいでしょう。
これが、30代後半を過ぎると、求人が急激に減ります…
求人の内容だけでなく、未経験の職種だったりすると覚えることも膨大です。30歳を過ぎると、新しい業務を覚えることもつらくなってきます。
その点、20代、30代前半であれば求人も多いですし、物覚えも早いはず。
新しい職場でも若いので、先輩からも可愛がられますし、同僚とも仕事がしやすいでしょう。
若いうちは方向修正がきくので大丈夫
さらに、次の転職先でも自分に合わないと思ってやめても、20代、30代前半の内なら、すぐに方向転換がききます。
なにより、転職することでどんどん経験値が重なっていくため、知識や比較対象が増えるので、より新しい会社に馴染みやすいかといえます。
今は、どこも人手不足なので、若い人に来てもらえれば企業側としても大きなメリットになるのです。
医療事務から医療事務への転職はダメ
もしも、”給料アップのため転職する”という場合は、医療事務から医療事務への転職は意味がないです。
求人を見ればすぐに分かりますが、医療事務の給料ってどこも同じぐらいなんです。
そこで、医療事務というジャンルで転職をしても給料があがる見込みなんて一切ありません。
これはやめるべきでしょう。
参考記事 給料で悩んでいる人はコチラの記事が参考になります。
また、別の視点から言うと、長年勤めていた会社と新しい職場では、連携やコミュニケーションもリセットされるので同じことをするにしても、勝手が変わってきて面倒くさいって思っちゃいますよ!!
ここは注意が必要ですね。
しかも、前の職場ではある程度の地位や中堅、先輩職員だった場合は、やらなくてもよかった雑用などを、また一からしなければいけません。
仕事の内容面で、確実に待遇が下がると予想されます。
注意ポイント
「なんで私がこんなこと・・・」と思わないタイプならいいですが、一度、中堅クラスの立場を経験した後に雑用なんかをやらされるとイライラしちゃいますから注意が必要です。
医療事務に限ったことではありませんが、転職にはそれなりの覚悟が必要だということは覚えておいた方がいいでしょう。
いまいちタイミングが分からなければ状況をみつつ行動してみる
転職のタイミングとしては
- 具体的な時期は年度末か上半期(事前に辞めることを伝えておけばいつでも可)
- やりたいことが見つかったとき
- 辞めることで頭がいっぱいのとき
といった感じです。
ですが
- あなた自身の生活環境による都合(金銭面含む)
- 勤務先からの引き留め
- スキル不足からの不安
さまざまな理由で今すぐに辞められない状況もあるかもしれません。
もし、不安を抱えたまま転職活動を考えているのであれば、
まずは、自分で
- 職場環境
- 自分のスキル
- 今、不安に思っている事
などを考えたうえでリクルートエージェント転職支援サービスなどに相談しつつ、「よし!転職しよう!」となるタイミングを見ていた方がいいかもしれませんね。