こんなお悩みを解決します。
先に結論をお伝えすると
- ソラストで医療事務として働くのはオススメしない、けど
- 条件に適しているならアリの場合も、だけど
- 基本的には自分で資格を取得して就職するほうが将来的に有利
といった感じです。
私自身、医療事務として10年以上の経験があり、いろいろな人を見てきましたが…
それは、
- 働く側(ソラストからの派遣社員)側
- 派遣先の職場側
両方の立場からみてです。
そこらへんについても詳しく解説していきます。
※医療事務という仕事自体は良い仕事だと思いますので最後まで参考にされてください。
動画もありますので音声のほうがわかりやすい方はコチラもどうぞ~
そもそもソラストとは?
ソラストの基本的な情報はこんな感じです。
※読み飛ばしてもOK
株式会社ソラストは1965年に日本初の医療事務教育機関として創業し、現在全国で約3万人の社員を抱える医療事務に特化した人材派遣会社です。
医療・福祉・保育の分野の中でもとくに「医療事務」の人材派遣に強く、全国エリアに対応しているので、どの地域に住んでいる方でも利用することができます。
雇用形態はパート・契約社員・派遣に対応しており、案件によっては正社員登用制度もあるので将来的に正社員を目指して働くこともできます。
ソラストがアピールしている条件にホントに当てはまる人しかメリットがない
ソラストを利用するメリットってなんでしょうか?
- すぐに医療事務としては働ける
- 求人を探す手間が省ける
- 派遣なので気軽にできる
ソラストに対して、こんな感じのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
あの、ハッキリ言ってしまってすいませんが…
そんな簡単に医療事務としてバリバリ働けるなら資格とか必要ないですし、専門学校とか必要ないですよね?
勉強や努力もしていない人が簡単に医療事務として働けると思いますか?
※中には簡単に働けたよ~という人もいるかもしれませんが、それはただのマグレ。運よくいい職場に恵まれたというだけで再現性ゼロです。
なので、まずは気軽に医療事務として働ける~といった考えは捨てることから入りましょう。
関連記事≫医療事務の資格試験は意味ない?就職してから楽できるから取得しておこう
ソラストが向いている人もいます
ちょっとソラストさんをディスってる感じになりましたが…
真剣に医療事務として長く安定して働きたいというならソラストはオススメできませんが、逆に利用してもいいタイプの方もいます。
- パートナーが生計の柱なので扶養の範囲で働きたい
- 旦那さんが転勤族なのでどこでも働けるようにしたい
といった環境の人であればソラストの派遣で十分かと。
将来的にどうなるか分からない、正社員で働く選択肢もないし…
という場合は利用することを視野にいれてもいいかもしれませんね。
ちなみ…
派遣で働くことは楽して働くことは違います。
派遣先の職場にも正社員として真剣に働いている人がいることも忘れないで欲しいです。
ソラストをオススメしない理由
次にソラストの人材派遣をオススメしない理由を具体的に説明していきます。
理由①:「経験者」の肩書きが欲しいなら遠回りでは?
私のブログにもよく医療事務未経験者から相談をいただくのが、
という意見。
間違ってはいませんが、それって面倒じゃありませんか?
すごく現実的に物事を考えているからこそ、経験をつんでから~と考えてのことだとは思います。
ですが、医療事務の求人の多くは「未経験者OK」です。
「経験者の肩書き」の経験をつむために時間をかけて、いざ医療事務として働けると思ったら年齢制限を越えていた…
なんて事態も十分にありえます。
ワンクッション(派遣)はさんで正社員を目指すのももちろんいいですが、目的(就職するまでの時期)を明確に決めてからプランを決めたほうがいいです。
理由②:派遣先であまり良い待遇を受けない
現役の医療事務員の立場から現場で派遣社員さんをみてて思うことは…
- やる気がない人が多い、ので
- 専門的な仕事を任せられない、し
- なにより知識不足!
こういった人が多いこともあり、
日ごろから派遣を利用している医療機関さんではソラストさんに良いイメージを持っていない人も多い
のかなと思います。
※もちろん、こんな人ばかりではなくヤル気があり知識がある方もおられますよ。
こういったことから
ここに注意
-
正社員の方から強く当たられる
-
雑用しかさせてもらえない
-
スキルアップできない
-
職場での意思の疎通、コニュニケーション不足
などなど…
ソラストからの派遣社員さんへは、あまり良い待遇で働いているようには見えません。
医療事務になるソラスト以外の選択肢
そんな方に具体的な方法と流れを説明していきます。
医療事務として長く安定して働くためにやること
具体的には
- 医療事務の資格を取得して知識を身につけ
- 自分の条件に合った良さそうな求人に応募
- 正社員、もしくはパートとして就職
といった流れです。
はい、もちろん、③、の求人を応募して就職するまでが大変だからみんな「経験を~」といっているのだと思いますが…
ポイント
医療事務資格である「診療報酬請求事務能力認定試験」を持っていれば未経験者であろうと、採用面で優遇されることは間違いありません。
それぐらい、現在の医療事務の資格の中で採用側・資格取得者にとって価値のある資格です。
なので、
- 経験がとか考える前にまずは資格を取得してみる
- それから転職・就職活動をする
というだけで十分ですよ。
現時点で未経験で派遣で働いて経験をつむより、資格勉強というノーリスクでできることがありますからね。
まずは出来ることから初めていきましょう。
関連記事 医療事務の資格取得するならヒューマンアカデミーでは社会人でも勉強しやすい環境になっています。また「診療報酬請求事務能力認定試験」も目指せるので当ブログでオススメしています。
≫【医療事務スクール】医療事務のプロの圧倒的なおすすめ2選【コレで決まり】
まとめ:「まずは経験を~」と考えている真面目な人ほど資格取得から
簡単にまとめると
ソラストが向いている人
- パートナーが生計の柱なので扶養の範囲で働きたい
- 旦那さんが転勤族なのでどこでも働けるようにしたい
は、ソラストでもいいんじゃないかと。
逆に、
ソラストをやめておいた方がいい人
- とりあえず経験が欲しい人
- 最終的には正社員を目指している人
- 安定した生活が送りたい
- どこでも通用するようばスキルが欲しい
といういうな人は、ソラストではなく、医療事務の資格の勉強から始めた方が現実的でしょう。
ソラストは利用するメリットをちゃんと理解していれば悪いところではないと思います。
しかし、多くのソラスト利用者は医療事務のリアルを理解せずに働いているため
理想と派遣先での働き方にギャップを抱えて辞めてしまう人も多くいます。
なので、この記事ではあえて医療事務の現場の厳しさをお伝えしたうえで、医療事務を目指してもらいたいなと思い記事を書きました。
ここまで厳しい意見を述べてきましたが、医療事務という仕事は悪くはありません。
そのためにも、まずはソラストなどの人材派遣には頼らずに
医療事務の資格を取得して、基本的な知識を身につけたうで経験をつんでいったほうが将来的には転職・就職しやすくなるでしょう。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは次は医療事務として就職したときに当ブログでお会いしましょう。それではまた!
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