「医療事務の資格を出来るだけお金をかけずに、独学で勉強して合格したいな。なんかいい本やテキストはないだろうか?」
医療事務の資格を取得しようと思った時に最初に選択肢に上がるのは
- 専門学校
- 通信、通学講座
- 独学
ですよね。
中でも”お金をかけない”方法となれば独学の一択です。
でも、独学といっても周りに教えてくれる人はいないし、医療事務の資格は専門的すぎて未経験者には独学は厳しいのではないだろうか…と不安になる事があると思います。
しかし、医療事務が未経験でも医療事務資格試験に独学で十分に合格できます。
あとは、独学に適した本やテキストをしっかり選べば、勉強した分、自分の頭に入っていきますし、お金も節約できます。
本記事では、医療事務資格試験の中の「診療報酬請求事務能力認定試験」を独学で合格するために必要な本・テキストを紹介します。
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診療点数早見表はどう考えても必須
医学通信社の「診療点数早見表」はどう考えても必須です。
理由としては
- 早見表がないと算定方法が何ひとつとして分からない
- 早見表がないと算定点数もわからない
- 試験問題は全て早見表から出題されている
以上の三点から、早見表は絶対必要不可欠の本となっています。
逆に、早見表なしで合格している人が過去にいただろうか?と思えるほどです。
早見表の内容が試験のベースになってきますので、早見表を中心に試験に取り組んでいきましょう。
試験には、参考書が持ち込めますので、当然、早見表も持ち込みOKです。
必要な問題集は医学通信社の「診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集」の一択
独学の場合に必要な問題集は、医学通信社の「診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集」だけで十分です。
これは経験から言えることです。
では、「診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集」のどこら辺がオススメなのか?という事をポイント3つにまとめてみました。
オススメポイント①:過去問がついてくる
ネットで「医療事務資格 過去問」とか「診療報酬請求事務能力認定試験 過去問」とか検索しても過去問を見れるサイトはないと思います。
なので、医療事務資格の過去問は実際に問題集を購入しないと見れないし解けないというわけです。
その点、医学通信社の「診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集」であれば、練習問題と併せて過去問(直近の過去5回分)もついてくるので便利です。
ポイント
2年に一回、改定される診療報酬に合わせて問題内容も改変されているため、問題の新旧も気にしないで済むのでありがいです。
オススメポイント②:予想問題もついてくる
医学通信社独自の予想問題もついてくるので、問題の量にボリュームが出ます。
本試験では、とにかく実践が大事で、問題をいかに多く解いて覚えるかが合格へのポイントになってきます。
精神論ですけど、ホントに繰り返し書いて覚えるのが合格への近道です。
オススメポイント③:「別冊付録・レセプト作成マニュアル」が便利
試験は圧倒的に時間が足りません。
特に、実技試験の方では、実際にレセプトを手書きで作成していくので、その都度、早見表をめくって探していては時間が絶対に足りません。
そこで役に立つのが、算定とレセプト作成の要点を総まとめした、試験持込み資料として画期的に便利な「別冊付録・レセプト作成マニュアル」です。
この別冊付録のおかけで、実技の手書きレセプト作成の時間をだいぶショートカットできます。
具体的な内容は
- 手技、点数の一覧
- 算定条件
- 略語
とくに略語に関しては、検査とや入院料はたくさんの種類があり、また名称も長いものが多いので、そういったものを素早く見つけることができ、なおかつ略語まで併せて乗っているの、時間短縮に貢献できます。
検査や入院料だけでなくても、他の項目についても、「そのままレセプトに記載すればいいだけなのでは?」と思うほど簡潔的に書いてあります。
注意
もちろん、写すだけでは無理なので、独学で間違えた部分や分からなかった部分は自分で書き込みしていったりして、自分なりのオリジナルとして完成させておくと、だいぶ実技試験が楽になります。
※実際、こんな感じで自分でも書き込んで、すぐに探したい項目を引き出せるようにしておくと楽です。
注意ポイント
私は、正直な話、「画像」の項目については、別冊付録・レセプト作成マニュアルは見にくく、わかりずらかったです。「画像」の項目だけは早見表の一覧の方が断然、見やすかったので、実技試験でも画像部分は早見表を参考にしていました。
なので、自分に合った使い方をしていくのもひとつのポイントです。
未経験者には結構ハードルが高いテキストです
診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集ですが、正直、全くの未経験もしくは未学者の方にはかなりハードルが高く感じられるかもしれません。
なので、勉強する方法としては、何度も繰り返し覚えるしかありません。
勉強方法は、こちらの記事で詳しく流れを書いてありますので、ぜひ参考にしていってください。
>>未経験でも医療事務資格試験に独学で合格する勉強方法【診療報酬請求事務能力認定試験】
結論:試験勉強にお金をかけたくないなら2冊で十分です
結論、
- 診療点数早見表
- 診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集
このふたつがあれば十分に合格できるでしょう。
あなたのやる気にもよりますが、未経験でも半年ぐらい勉強すれば十分に合格は狙えます。
一つだけデメリットを挙げるとすると、どんなに良い参考書でも独学ではどうしても学習に時間がかかってしまうという事があります。
もし、時間もかけたくないという方はこちらの記事も参考にしてください。
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独学はそれなりに大変ですが、一度、自分ひとりでなにかを成しえたときには、大きな成功体験になります。
医療事務として働くようになってからも、大きな自信につながると思います。
是非、頑張ってみてください!
※関連記事です
もちろん独学でも十分に合格は狙えますが…
という経験がある私のアドバイスとしては、「スクール使った方が時間もお金も効率的だよ」って事です。
コチラの記事では診療報酬請求事務能力試験も勉強できるスクールを紹介しています。
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